わからない問題はあってもいい
テストや入試においては、なにかと割り切るのが上手な子が強いです。そういう子はわからない問題はわからない問題として、それに惑わされません。
反対に、解けない問題にこだわり続ける子は弱いです。
お子様が一つの問題に苦戦しているな、と思ったらぜひ保護者の方も「その問題はできなくてもいいよ」といった言葉で、切り捨てるということを覚えさせてください。
また、一つの問題に割く時間は最大でも10分に抑えましょう。
「10分考えてわからないのは今のあなたにとっては解けなくてもいい問題、だから解説を読んで理解する時間に使おうね」とアドバイスしてあげてください。
解説を読んで理解し、次とれればいいのです。
また、これが入試直前期であれば、追いかけすぎてもしょうがない部分もあります。
「こんなのみんなできないからいいよ」と言ってあげてもかまいません。
浜学園講師も、「入試では一番あとまわしにしてもいい問題だよ」という形で、『できなくてもいい問題』と『取らなければいけない問題』というのを区別していくように指導しています。
保護者の方も「全問やらないといけない」というような言葉は使わないようにしてください。
テストのときに「全問解かないといけない」と緊張して受けるのと、「全問解けなくても合格点を取れればいい」と気持ちに余裕を持って受けるのとでは結果も変わってきます。
お子さまが点数に一喜一憂しすぎていたり、必要以上に緊張しているなと思った時は、一番近くにいる保護者の方から、上に挙げたような声かけをしていただきたいなと思います。
進学教室浜学園