お子様の将来を考える保護者様へ

浜学園教育情報Tips

トップ > 2020年度近畿中学入試について(その4)今年の人気校とその要因や魅力③

2020年度近畿中学入試について(その4)今年の人気校とその要因や魅力③

関西学院中学部 ~ B日程の追加で難度を増したブランド校
 関西学院は、阪神間でも最も住環境のよい地域に立地し、スマートで洗練されたイメージとキリスト教教育に基づく奉仕精神、そしてアメリカン・フットボールにも象徴されるようなスポーツの強豪校でもある文武両道の学校。大阪にある女子校の帝塚山学院が関学コースの設置によって近年大きく募集を伸ばしてきたことからも分かるように、大学は関関同立と呼ばれる4大学の中でも特に根強いファン層を持つ関西屈指の人気ブランドである。

 そんな関西学院の中学部が今年からB日程を追加実施したことで、難関校の入試にもかなりの影響が及ぶことが予想され早くから注目されていた
入試結果は、A日程で例年以上に競争倍率が上がり、志願倍率が男子3.1倍、女子4.5倍(実質倍率は、男子2.4倍、女子3.2倍)の狭き門となった。
また、A日程で受験した人が、B日程も受験した場合は、合計点に10点加算されたので、B日程はさらに倍率が高く、志願倍率が男子11.7倍、女子15.5倍(実質倍率が男子4.0倍、女子6.5倍)となって女子にとってはかなり厳しい入試となった。
 しかし、A日程であと一歩力及ばず合格できなかった人が、B日程で再挑戦して合格するというケースが多く見られ、関西学院を第1志望とする受験生にとっては、非常に有難い入試でもあった。
倍率の高さから推測できるように、合格ラインも高かった、500点満点で、A日程の最高点は男子が452点、女子が439点、最低点は、男子が355点、女子が371点もあった。
 今年は前年度にも増して大学附属系の学校人気が高いこともあり、兵庫県ならびに隣接する地域の私立中学校の入試には、かなり影響があった。
ただ、大学の人気が高いとはいえ、関学の中・高等部から進学を考える人は、やはり近隣エリアの住民が中心となるため、学校から遠く離れた地域での影響は小さかった。
浜学園教育情報Tips

最新の投稿5件

タグクラウド

アクセスランキング

私立中学ここが自慢! 読めばわかる!日本地理 受験の勝負メシ by有名中学 特設学校紹介
ページのトップへ戻る