北嶺中学校は勉強だけではなく、
体力や精神を鍛えることも重視しています。
その取り組みの1つ「全校登山」。
総合学習として取り組み、その一環として事前学習や登山訓練等も行います。
事前学習では、見やすく相手に伝わる資料作成を心がけ、プレゼンテーション能力を向上させます。

北嶺の「全校登山」は、学年があがっていくにつれて難易度の高い山に挑戦し、自己の成長を感じ取ります。
高校生では、蝦夷富士として知られる「羊蹄山」や北海道最高峰の「旭岳(2291m)」に挑戦します。
入学したばかりの中学1年生は、札幌の象徴とも言える「手稲山」に登ります。

天気に恵まれれば、札幌市を一望することができ、その絶景に生徒たちは魅了されます。
今年も参加した全員が、無事に手稲山を登頂しました。

仲間と一緒に食べる食事は、普段味わえない格別なものです。
北嶺は1学年120名と小規模な学校ともあり、仲間と支えあって生活する「北嶺ファミリー」という言葉を大切にしています。
全校登山では、その言葉を実感できる場面がたくさんあります。

中学3年生からは「キャンプ」を前日に実施し、 自分たちでテントを立てて炊事を行います。
今年のメニューは、北海道ならではの「ジンギスカン」。
男の子でも、生活力をしっかりと身につけます。

「全校登山」では、北海道の雄大な自然と触れ合うことができ、生徒たちはさらなる感性を磨き上げることができます。
体力はもちろんのこと、仲間との協調性や忍耐力を養う「全校登山」は、難関大学進学をめざす北嶺生にとって重要な行事の1つとなっています。

北嶺では、さまざまな学校行事を実施することで、生徒の「真の生きる力」を育成しています。
北嶺中学校HP