【中学受験】佐藤ママが語る!勉強法最適解はズバリこれです!
小3男子の保護者です。勉強が苦手な子どもの成績の伸ばし方についてお聞きしたいです。
低学年からできる「時間をかけて勉強させる」以外の方法を教えてください。
低学年からできる「時間をかけて勉強させる」以外の方法を教えてください。
集中力の続く時間を考えて計画を立てる
どれだけ楽しようとしてるんですか。勉強には多少の時間はかかりますよ。 ただし、時間をかければよいというものではありません。子どもって、本当に集中力がありませんから。低学年の場合、例えば15分ずつ区切って勉強させるとよいですよ。15分算数をさせて、15分国語をさせてというようにです。
そうは言っても、やはり手を掛けないと成績は上がりません。ですから、丁寧にするということが大切です。どんな勉強でも、量をこなせばよいということでもなく、勉強の仕方を工夫していくのです。
例えば、5問の計算に手こずるようだったら3問にして、それを1週間やっていきます。そうすると慣れてきますから。そうしたら、次は5問を1週間やってみて、というふうに進めていくと、だんだんと椅子に座っていることにも慣れてきます。計算にも慣れてきます。
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算数は積み上げが必要な科目
何度も言っていてしつこいと思われるかもしれませんが、何といっても大切なのは計算力なのです。計算は、なんとかしてください。計算が苦手だと、絶対にどこかで躓くことになってしまいます。たとえ他の科目が全部よくできても、計算ができないと、子どもって堂々とした気持ちになれないんですよね。
算数って、本当に積み上げていくものなので、小1の時の計算ができていなかったら、小2はもう絶対積み上がらないんですよ。
理科や社会はまた別です。例えば社会の場合、室町時代だけ真剣にやったら、それは理解できますよね。別に奈良時代を知らなくても室町時代だけはできるようになるんです。算数だけは、どうしても積み上げがないと無理なのです。
まずは計算力をしっかりと付けることが大切!
ですから、本当に算数はきっちりとやってほしいのです。では、算数で何をやるかと言ったら、まずは計算なのです。文章題を死ぬほどやっても意味がなくて、図形はどうなのかといえば、図形も1辺が何センチ、対角線が何センチなど、そういう数字が出てきますから。数字が出てきたときに、計算が苦手だと、おびえるんですよ、子どもって。そうなると、四則計算(足したり引いたり掛けたり割ったりということ)が、普通にできなければいけません。
1+1=2って、考えなくても答えを出せますよね。全ての計算をそのくらいのレベルにしてほしいのです。
すると、小6までは非常にスムーズにいきます。計算の躓きが本当にネックになりますので。ぜひ、鍛えてほしいですね。
POINT
- 集中力の続く時間で、勉強する内容を変えるなどの工夫をする
- 勉強する量や時間は少しずつ増やしていく
- まずは計算力をしっかりと身につける
この「佐藤ママが語る!」では、灘中へ3人合格、お嬢様は洛南中に合格され、そして東大理Ⅲへ全員進学された佐藤ママこと佐藤亮子(浜学園アドバイザー)さんのノウハウを紹介していきます。
※このコンテンツはYouTube佐藤ママチャンネル(https://youtu.be/gHJ4HIfw8M0?si=YuVGOfrBZIE54jpt)を参考にまとめています。
進学教室浜学園