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頭が良くなり夏バテにも打ち勝つ「沖縄料理」ベスト3

沖縄は一年のかなりが高温多湿の亜熱帯気候です。汗でミネラルを失いやすく、すぐ夏バテになってもおかしくない環境です。そんな中で生活を送る沖縄の人たちが食べる沖縄料理は、夏の疲れを防ぐ知恵がいっぱい詰まった最強の夏バテ防止料理でもあるんです。では、具体的にどんな料理を食べたらよいのかということで、私がお勧めしたい受験に勝つための沖縄料理ベスト3を発表します。


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第3位はヘチマの味噌味。沖縄ではナーベラーンブシと呼ばれるものです。ここで注目したいのは、ヘチマ。ヘチマは夏バテ防止効果がありまして、不足すると脱力感や食料不振を招く「カリウム」が多く含まれている食材です。さらに食物繊維も豊富で腸内環境を整えてくれますので、栄養の吸収力も上がって、夏バテ撃退の強い味方になってくれます。


さて、2位はソーキそば。沖縄料理の定番ですよね。一から作るのは大変だと思いますのでレトルトで結構です。スーパーで目にされたときはぜひ買ってみてください。ソーキそばには「コラーゲン」がたっぷり含まれていますが、胃腸で分解されて「コラーゲンペプチド」に変わります。これが脳の働きをサポートしてくれる効果が見つかったんです。また温かい汁物であるということもいい点ですよね。冷房で体が冷えて夏バテを悪化させるのを防いでくれます。


そして1位は、こちらも定番料理、ゴーヤチャンプルーです。もちろん注目はゴーヤ。ゴーヤの苦味が嫌いだというお子さんも多いと思いますが、この苦味の成分「モモルディシン」、これが素晴らしいんです。夏場はなかなか食欲がわかない時期ですが、モモルディシンは胃液を分泌してくれて、食欲を増進させる働きがあります。実は夏バテでやる気が出なくなる原因のかなりが、まずはじめに胃が夏バテを起こして、それで栄養素の不足を招いて全身の代謝が悪くなるということにあるんです。モモルディシンは、それを第一段階で防いでくれるわけです。他にもゴーヤには、汗をかくと失われ夏バテを招く「カリウム」が豊富に含まれていますし、脳に酸素を送るために必要な「鉄分」を多く含みます。ゴーヤが苦手というお子さんにも少しでいいのでぜひ食べさせてあげてください。


さて、忘れてはいけないのが、これらの沖縄料理に共通する食材があるということです。沖縄料理には良く豚肉が使われていますよね。これが受験生の夏バテ対策にはとてもいいんです。豚肉には「ビタミンB1」がたっぷり含まれていて、脳が活発に働くエネルギー源を生み出してくれます。さらに「ナイアシン」という成分が脳の神経の働きを整えて、落ち込んだりイライラするのを予防してくれます。また脂肪が代謝されますと、脳を元気にする「ケトン体」が生み出されますので、無気力になりがちな夏にはとっても有益なんです。ぜひ今回ご紹介した沖縄料理を参考にしていただいて、豚肉と一緒に夏バテ解消が期待できる食材をたっぷり取って、夏バテに打ち勝ちながら勉強に取り組んでください。


※本記事は「勝負メシ」に掲載の吉田たかよし先生動画より抜粋。

≪吉田たかよしprofile≫ 京都市出身。医学博士(東京大学大学院修了)。
受験を専門に扱う心療内科クリニック「本郷赤門前クリニック」院長。
学習カウンセリングのスペシャリストであり、
自身も灘中学受験を経て東京大学に合格した受験のスペシャリスト。
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