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佐藤ママに聞く「学校や塾に行けない時、家庭で絶対するべきこと」②

「佐藤ママ流 ストレスマネージメントのポイント」


親子でまたは子どもだけで家の中で過ごす時間が大幅に増えた今、出来ることならイライラすることなく気持ちよく日々を過ごしたいものですよね。『佐藤ママに聞く「学校や塾に行けない時、家庭で絶対するべきこと」』第2回は「佐藤ママ流 親子関係・ストレスマネージメントのポイント」をお伝えします。
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勉強を教えるより大切なことは?


前提として、親が教科を教えるのは無理です。国語であっても一緒に読んであげるくらいのことしかできません。それよりも大切なのはどうやってちゃんと勉強をさせてあげるのかというマネージメントです。(学習マネージメントについては第1回「佐藤ママ流 家庭学習マネージメントのポイント」をご参照ください。)それから、一緒に読んで考えてあげること。「算数がわからない」と子どもが言う時、解説が丁寧で長いので、低学年の子どもだと読解力が足りず読みきれていない場合があります。そういう時に親が読んであげると「そういうことだったのか」とわかったりします。


一日中子どもと家にいる時の気分転換はどうしたらいいのでしょうか?


私が子育てをしていた時の気分転換は、子供達4人全員が勉強していて静かな時に新聞を読むというくらいでした。気分転換している時に子どもが来てイラっとしてしまったら、それは子どもに対して失礼だと思うからです。子どもは家庭内の空気感の中で生きています。一方で親が遊んでいるのに一方で子どもに勉強させるというのは無理な話です。子どもが勉強している間はテレビなどは我慢してください。

とはいえ休憩は必要です。スケジューリングでやりがちなのが、何時に勉強、何時にお昼ご飯、何時にまた勉強をして、何時にお風呂…とすべてをきっちり決めてしまうことですがこれは必要ありません。午前勉強2時間、午後勉強2時間、夜勉強2時間と学習スケジュールさえ決めてしまえばその合間は親も子も自由でいいのです。ガミガミ言ってしまう人は子どもがやらないからガミガミ言ってしまうのでしょうが、そういう場合はそもそもスケジューリングが間違っています。ガミガミ言わなくていいスケジュールに微調整しましょう。全てを理想通りに嵌め込もうとしなくてもいいのです。

食事も工夫次第で気分転換に使うことができます。このweb学習期間は、1週間頑張ったご褒美に日曜の夜はジュースとポテトチップスで乾杯などというのはいかがでしょうか。多少のメリハリは大事ですので、工夫するといいですね。我が家でも、子どもたちが中学高校の時テスト期間だけは普段食べないカップヌードルを食べていいことにして、それを楽しみにつらいテスト期間を頑張っていました。


佐藤さんが専業主婦でなく働きに出てたとしたら、このコロナ禍でどうしていましたか?


休校中の子どもを1日家に残して外へ出るのはやはり心配ですよね。私が働いていたなら、子ども一人ずつに携帯を持たせようと思います。例えば9時から11時まで勉強とスケジューリングしたら、9時に子どもたちに電話をかけて「がんばってね」と声をかけ、11時にまた「終わった?」と電話します。「あと何時間で帰るよ」と伝えるなど、ポイントポイントで電話をかけてあげましょう。朝家を出て夜帰ってくるまでほったらかしにしていたら、子どもは何もしないし、寂しいです。きちんと循環をつくるのが今の時期です。けしてほったらかしにはしてはいけません。仕事の途中大変ですが、寂しいと人間は別の逃げ道に走ってしまいます。お母さんが勉強のことを気にしていると伝わるだけで子どもは違ってきます。



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