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何が問われる?東大推薦入試① 小~高校時代に身につけるべき力とは?

「大学入試改革」が注目を集めて久しいですね。この改革で、各大学の個別入試はより多面的・総合的な評価を行う方向に向かいます。国立大学は、共通試験などで一定の学力を確保した上で、面接・小論文・調査書などを組み合わせた選抜を行う入学者の割合を増やしていくようです。※1 ここで問われるのは学力はもちろん、「18年間を通して身につけてきた人間力」。難関大になればそれだけ小手先のテクニックだけでは突破するのが難しくなります。
それでは、推薦入試を経て難関大学に合格した先輩達は、どのような18年間を過ごしてきたのでしょうか。関西出身で、2020年春に東京大学法学部に合格された方の合格体験談を伺いました。
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小・中学生時代やってよかったことは?
やってよかったことの一つ目は読書です。少し難しい文章でも文脈で理解して、全体の流れをつかむということを小さい頃からやっていました。日本史が好きだったので、時代小説家の吉川英治の作品を全て読みました。小学5年生で出会って以来今でも一番好きな作家です。図書室の歴史の本は全部読んだりして、とにかくよく本を読んでいました。それが自分の国語力の基礎になっています。
二つ目は、いろいろなことに挑戦すること。小学生時代は英語のレシテーション大会や素数の研究、中学生になってからは模擬国連や英語の演劇、ボランティア活動など、自分が興味を持ったこと、人から誘われたこと、苦手なことでもなんでもまずはやってみました。元々英語がそれほど得意なわけではありませんでしたが、取り組んでいるうちに強みになり、結果的に自分のキャリアにすごく関わっているので挑戦してよかったです。小学生時代はいくらでも失敗ができるので、とにかくいろいろやってみて経験を積むことが大事です。そうすると、自分が心から好きなことや、進みたいと思える道が見えてくると思います。
三つめは、興味のあることを掘り下げること。日本史が好きでたくさん本を読んだり、実際に史跡を訪ねたりしてきましたが、それが何かに夢中になる体験だったと思います。中学高校でも日本史は得意科目でしたし、何か他のことに興味をもったときにも役に立ちました。

-貫校に通ってよかった点は?
小中高あるいは中高一貫教育は、早くから大学受験の準備ができる環境があり、これは大きなアドバンテージでした。勉強以外の活動に時間を割く余裕があるのも一貫校のよいところです。受験勉強もしつつ、勉強だけではない中高生活を過ごしてきました。ボランティアやスピーチ大会、模擬国連といった活動を充実させられて、自分の将来の夢をもつことができました。

東京大学の推薦入試ではどのようなことをしましたか?
書類選考のあと、二次試験では15分間の面接と80分間のグループディスカッションがありました。ディスカッションでは当日その場で与えられたテーマで話し合います。ここでは高校時代に取り組んできた課外活動の「模擬国連」での経験が生きました。模擬国連で学んだディスカッションの進め方やコミュニケーション能力、交渉力が発揮できたと思います。

オススメの勉強法は?
推薦入試でも一般入試でも、大切なのは自分に合った勉強法を見つけること、自分が今やっている受験勉強は将来絶対役に立つものだと意識することです。私の場合は細かい知識を暗記するより先に大きな流れをノートにまとめてからの方が頭によく入りました。日本史は元々好きでしたが、世界史もまとめているうちにすごく好きになりました。好きになったら、一番勉強が捗ります。
受験勉強には、自分がこれから自立した大人として生きていくのに必要な教養が込められています。国際関係のニュースを理解するには世界史の知識が必要不可欠ですし、日本史は日本人にとって必須の教養です。数学の論理的思考力、国語の表現力も一生の財産となるもの。「自分のために勉強する」という意識を強く持つことが、勉強に取り組む原動力になるはずです。

次回は、[推薦入試でも役立った課外活動「模擬国連大会」で得た経験]をお伝えします。

※1一般社団法人 国立大学協会「今後の国立大学の入学者選抜の改革の方法について」
https://www.janu.jp/pdf/kankou/h260822.pdf 参照
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