清教学園では勉学と課外活動の両立を成し、幅広い価値観を持つ人間を育成することを目標にしています。また運動部だけではなく、文化部においても様々な活動や実績があり ます。
今回は様々ある部活動の中から理科部をご紹介します。
本校理科部は1968年に創部し、今年度で49年目になります。「生徒主体」をモットーに、生徒による幹部組織を作り生徒自身が部を運営する体制を築いています。近年はロボット大会やロケット大会において全国大会出場も果たしました。
清教学園中学校理科部ではWRO、FLLなどのロボット大会に出場し、2016年度はFLL(ファーストレゴリーグ)で全国大会に出場し、ブース賞を受賞しました。FLLは青少年を対象とした世界最大規模のロボット競技会で、70カ国、20万人以上が参加しています。
本校理科部は西日本大会で勝ち上がり、3年ぶりの全国大会出場を決めました。
特に今回は世界大会出場経験者の方にコーチとして何度も来ていただき、またプレゼンの分野では「動物実験」をテーマに大学教授や数多くの企業・団体の方にご協力いただき、プレゼンを仕上げました。
2016度はJAXA筑波宇宙センターで開催されたモデルロケット全国大会にも出場しました。
モデルロケットは火薬エンジンを使用し、大空高く飛ぶ模型ロケットで、時速は180kmにも達します。年齢制限無しの大会であるため、表彰台はベテラン勢が独占する中、中学生ながらパラシュート滞空時間競技では100人以上の参加者の中で6位という好成績を残しました。
本校理科部では「ロボット部」「天文部」のように活動分野が決まっている訳ではなく、分野を問わず生徒が「やりたい」と思ったことをサポートする体制をとっています。
理科部はロボットやロケットだけでなく、その活動は多岐に渡ります。
科学実験も数多く実施しており、毎年全国各地で実施されている「青少年のための科学の祭典」にも出展しています。(2014年度大阪大会、2015年度大阪大会、2016年度奈良大会・和歌山大会、2017年度奈良大会にそれぞれ出展)
2015年度の大阪大会(サイエンスフェスタ)では「ガウス加速器」をテーマに発表を行い、関西サイエンスフォーラム賞を受賞し日韓サイエンスフェスタにも出場しました。
そして2016年度には日本テレビ「所さんの目がテン」に出演する機会をいただき、全国放送の場で実験を披露させていただきました。
理科部で行っている実験のいくつかは生徒が動画にまとめ、YouTubeにアップしていますので是非ご覧下さい。⇒理科部実験動画
理科部では、自分たちが科学の世界を楽しむと同時に、その面白さを他の子ども達に伝える活動も積極的に行っています。
2016年度には堺市の小学生100人を相手に科学の世界を楽しんでもらうための「サイエンスキッズ」を企画したり、今年度もキリスト教学校フェアや河内長野市民まつりに出展したりもしています。
最近では幼稚園に出張授業も行いました。
その他にも夏合宿を実施したり、校外活動で施設見学を行ったりと様々な活動を行っています。
日々の活動は「清教学園中学校理科部ブログ」でご紹介していますので是非ご覧下さい。
(検索エンジンで「理科部」と検索しても本校理科部のブログが表示されます。)
清教学園中学校HP