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子どもに受験のモチベーションを持続させる秘訣

「勉強しなさい」「受験に向けてがんばりなさい」なんて毎日ガミガミ言わなくても、子どもが自分から強い意志をもって受験勉強に励んでくれたら理想的ですね。
最難関中合格者の保護者の方々にお話を伺うと、「なぜ受験するのか」をうやむやにしていないところにモチベーション維持のポイントがあるようです。具体的にどのような関わり方をされたのか、お二人の方からお聞きした体験談をお届けします。
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「なぜ受験するのか」を明確に
どのようなお子さんでも、本人にとって中学受験は非常に厳しいハードルです。それを乗り越えるには、まず、「なぜ自分は中学受験に挑戦するのか」を明確にすることが大事だと思います。
私の家の場合は、子どもにいつも「中学受験における学習の目的は、志望校に入学すること(だけ)にあるのではなく、自分の学力を高めること、すなわち、深い洞察力・思考力を養い、創造性を高めることにある」と言い続けました。

特に、受験が近づくにつれ、子どもは落ちたらどうしようと不安になるものです。しかし、学習することに意味があるのであれば、そのような不安は少し和らぐことでしょう。さらに、将来は、自分の学力で、世の中の役に立つことが最終的な目的であることを意識させました。

よい中学に入学すること、よい高校に入学すること、よい大学に入学すること、よい就職先にいくこと、そしてよい収入を得ること。これらは自分が少し諦めれば、すなわち、目標を低く設定すれば、今の努力水準を低くすることが可能です。しかし、世の中の役に立つこと、人のために役立つことは、自分から目標を低くすることが難しいだけでなく、人の役に立つという「やりがい」が学習意欲にもつながります。このような話を時折することで、本人に自分の世の中での役割を見出してくれればよいと考えていました。

◇進学塾に行かせてよかった
塾の優秀な講師陣による講義はもちろんのこと、中学受験は学習のペース維持が重要で、学習の継続性が不可欠と思います。日々の学習に加え、定期的な実力テストのおかげで、学習のペースが持続できたことが最も重要な点であったと考えています。
また、実力テストなどで全体における自分の成績の位置を知ることで、やる気をコントロールすることにも役立ちました。特に、多くの生徒の中で目標を共にする塾生を見ながら、時には悔しい思いも経験したことが結果的に効果的であったと感じています。

さらに、家庭内学習では不足しがちな、講師や事務員といった第三者の立場からの意見なども、学習意欲を継続するうえで大変参考になり、感謝しております。本人は、塾の講師陣がフレンドリーで話しやすい環境であったこと、また、目標を共にする多くの友人に出会えたことが良い思い出となっています。
(兵庫県 男子生 2017年度合格者の保護者の方より)
子どもが自らの意志で受験する環境づくり
誰が受験をするのか、これは最も重要なポイントです。子どもが親に「勉強しなさい」と言われ受験するのは親の受験です。子どもの意志で受験するのが本来あるべき子どもの受験です。
我が家では子どもたちが大志を抱き、自らの意志で受験しました。勉強は塾で教えてくれますが、何のために勉強するのか、世の中を教え、大志を抱かせるのは親の責任だと考えます。

我が家では受験ありきではなく、子どもたちに大志を抱かせた結果として子どもたちから「受験がしたい!受験するからには全国屈指の最難関校に行きたい!」と願い出てきたので、親として応援したまでです。ビジョンを持ち、大志を抱いた子どもが取り組む勉強には一切の妥協や挫折など無く、決して途中で投げ出したり諦めたり致しません。

次に家庭で重要なことは環境づくりです。「環境が人を育てる」という言葉通り、子どもに受験をさせるなら家族全員の協力が必要です。我が家ではゲームは勿論のこと、テレビを見ることも一切ございませんでした。家ではトイレか入浴か食事か睡眠か勉強だけと言っても決して過言ではございません。勉強部屋を与えることもデメリットです。勉強机は常に親の目が届くリビングに設置すべきです。

どこの中学校を受験するかによっても異なってくるかと思いますが、子どもに大志を抱かせ、環境を作り、進学塾の力を借りて、志望した最難関と言われる中学に3人の子ども達全員が合格した結果を、参考にしていただければ幸いです。
(兵庫県 女子生 2017年度合格者の保護者の方より)
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