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【中学受験】文武両道!京大生フィギュアスケーター佐々木晴也さん~後編~

  • 佐々木晴也さん(19歳)
  • 浜学園名古屋教室2016年卒塾
  • 東海中学校・高等学校卒業
  • 京都大学経済学部・在学中/フィギュアスケート競技選手(京都大学所属)


創設から64年を迎える浜学園には、中学受験で志望校合格後も、大学進学や就職で夢を実現する卒塾生がたくさんいます。今回は、前編に引き続き京都大学経済学部に在籍し、全日本フィギュアスケート選手権出場など、フィギュアスケーターとして活躍する佐々木晴也さんにお話をうかがいました。佐々木さんの現在の活動や塾(浜学園)の思い出には、受験生が参考にしたいお話がたくさんありました。
後編では、佐々木さんの中学受験時代から東海中学・高校時代についてお送りします。


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前編はこちら

東海中学・高等学校の思い出
自由で伸びやかな校風の中で
生徒が自覚する自分の責任

東海中学・高等学校を目指された理由を教えてください。

<佐々木さん>
地元愛知の私学では東海中学校はトップレベルの学校です。そこに魅力を感じて、第一志望で目指す価値があると思い受験に挑みました。


入学後、中高の6年間はどのように過ごしましたか。

<佐々木さん>
中学受験の勉強は頑張りましたが、合格していざ入学すると、中学も高校もそれほど熱心に勉強しませんでした(笑)。知っている人は知っているのですが、東海生は基本的に皆が伸び伸びしていて、勉強以外の学校行事や遊ぶことが大好きなので僕も周りに流されました。でも、定期テスト前になるとスイッチが入るのも東海生です。「やる時はやる!」というスタイルで、僕もテストの2週間前になると集中して机に向かいました。


東海中学校時代
思い出に残っている学校行事はありますか。

<佐々木さん>
二見浦の海で“ふんどし一丁”で泳ぐ中学1年時の「水練会」は、4泊5日の合宿で、東海中の名物行事です。スポーツ好きの僕も楽しみにして入学しましたが、残念ながらスケートの合宿と重なり、1日しか現地滞在できませんでした。学校行事以外の思い出では、やはり学校で毎日友達と楽しく過ごせたことです。授業中、板書する先生の目を盗み、後ろの席で軽く皆でふざけあうような子どもじみたことが楽しくて仕方がありませんでした(笑)。


そのような学校生活を送れる東海中学・高校の校風とは?

<佐々木さん>
生徒だけでなく学校にも自由な空気があり、「あの大学に行かなければいけない」などと先生に言われることもありませんでした。国公立大学に行くのもよし、私立大学に行くのもよし、という感じで、結果はすべて自分の責任。生徒一人ひとりにもその自覚があります。もちろん頑張る生徒に対して先生は熱心にサポートしてくれます。授業の質も高いですから、僕は塾や予備校に通うことなく学校の勉強だけで大学受験を突破できました。


東海高等学校卒業式

浜学園の思い出
授業のたびに得られる知識
毎週楽しく通えた浜学園

浜学園への入塾は何年生ですか。

<佐々木さん>
小学4年生の時に「そろそろ塾に行っておいたら?」と親から声を掛けられ、自然な流れで浜学園に通い始めました。スケートと両立したかったので、週1回ですべての授業が受けられる名古屋教室の「土曜集約マスターコース」を受講しました。


実際に浜学園に通い始めた頃の印象は?。

<佐々木さん>
勉強自体が好きだったので、毎週楽しく通えました。ただ、宿題だけはあまり好きではなかったかもしれません(笑)。きちんとやらなければスケートに行かせてもらえないので、母の叱咤激励を受けながら取り組みました。中学受験に向けて本腰を入れ始めたのは6年生になってからです。


苦手だった教科、好きだった教科を教えてください。

<佐々木さん>
国語が苦手だったので、浜学園の授業後は先生のところへよく質問に行きました。好きな教科は理科と社会です。理科の先生は絵が上手で、いつも板書がわかりやすく、教わったことがしっかり頭に定着しました。社会は松本先生(現浜学園学園長)の授業がとても印象に残っています。単にテキストの内容を教えるだけでなく、それぞれの出来事に対して「なぜそうなったのか」をサブトピックとして説明してくださるので、新しい知識を次々に得られる喜びがあり、それが通塾の楽しみになっていました。


ご家族はどのようにサポートしてくれましたか。

<佐々木さん>
勉強に関しては母の協力が本当に大きく、スケートとの兼ね合いを見ながらいつも1週間のスケジュールを立ててくれました。宿題を終えると一通りチェックしてくれて、時には採点もしてくれました。中学受験の成功は、家族のサポートがあってこそだったと思います。

受験生へのアドバイス
何ごとにも生きる
浜学園で養った集中力

浜学園で学んだことは今の自分にどのように役立っていますか。

<佐々木さん>
土曜日だけ浜学園に通っていたこともあり、「1日で集中して取り組む」という力を養えたと思います。そのおかげで中高時代はテスト前になると集中して頑張れましたし、高3でも大学受験に向けてギアを入れることができました。大学生になった今も、スケートと勉強の両立は大変な面もありますが、「その日にやるべきことをやり切る」という意識で向き合え、1日1日が本当に充実しています。

中学受験に向けて頑張る小学生にメッセージをお願いします。

<佐々木さん>
何かを全力でやることを小学生のうちに経験するのは、とても大事だと思います。中学受験は100%合格するとは限りませんが、“全力でやる”という姿勢を身につけておけば、後々勉強に限らず、スポーツでも、他のことでも情熱を注げる生き方ができるのではないでしょうか。たとえ模試の判定が悪かったとしても、そこであきらめず、「絶対にあの中学校に合格する!」という思いでまた努力すれば、きっと次の結果につながっていきます。


≪佐々木さん一問一答≫


佐々木晴也さん、ありがとうございました。益々のご活躍を応援しています!
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