【中学受験】佐藤ママが語る!偏差値を10上げる秘策?!
小4男子の母です。現在、息子が通塾中で、算数の偏差値が55くらいです。どうしたら、あと10、偏差値を上げることができますか?算数の勉強の方法を教えてください。
「あと3問取るには?」を考える
偏差値を10、つまり55から65に上げるということですね。そうすると点数でいうと15点くらい必要になると考えられます。あと3問か4問、正解すればよいということでしょう。そのために、まず現時点でのテストの解答用紙を見て「あと3問取るには、まちがえた問題の中からどの問題が取れればよいかな?」と言って問題を選びます。そしてなぜ不正解だったのかを分析します。もっと読む
難易度の低い順に問題を選んで分析する
たとえば7問不正解だったとしたら、そこから難易度の低い順に問題を3つ選んで、まちがえた原因を分析します。そうすると「これは問題文の読みまちがいだね」「この問題では計算をまちがえたね」「ここは式をいい加減に書いてしまったね」ということがわかります。そしてその3問をきちんと見直します。
まちがえた原因の分析を繰り返す
このように、テストでまちがえた中から3問選んで分析してやり直すということを繰り返していくと、半年ほどかかりますが、偏差値が5~7上がると思います。そしてテストでまちがうことが少なくなります。そうしたら次はまた2つほど、まちがえた問題を選んで、また分析する。「なぜ、まちがえたのか」を分析することが大事です。
日頃からの丁寧な勉強も大切
日頃の基礎としては、毎回の授業をきちんと聞いて、授業のノートを取っているかどうか、宿題をちゃんとしているかどうかの確認が大切ですね。例えば宿題のやり方が少し足りないという場合もあります。宿題をする時には「なぜこの解き方をするのか」ということを追及するのが大事です。同じ内容が数字を変えてテストに出ても解けるように、こなしていかなくてはなりません。偏差値は丁寧に勉強しなければ上がりません。10上げるのは、なかなかですので、まずは6~7上げることをめざしていくとよいでしょう。
POINT
- まちがえた問題から3問選んで見直す
- 難易度の低い問題から選ぶ
- まちがえた原因の分析が大切
- 丁寧な勉強が偏差値アップにつながる
この「佐藤ママが語る!」では、灘中へ3人合格、お嬢様は洛南中に合格され、そして東大理Ⅲへ全員進学された佐藤ママこと佐藤亮子(浜学園アドバイザー)さんのノウハウを紹介していきます。
※このコンテンツはYouTube佐藤ママチャンネル(https://youtu.be/2UadJlWb9wg)を参考にまとめています。
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