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花園中学校~グローバルZEN教育

京都府にある花園中学校からグローバルZEN教育ついてご紹介いただきました。
中学受験を漠然と意識しだした皆さんも、まさに志望校に向けて勉強中の受験生の方も、中高一貫校の生活をのぞいてみてくださいね。

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花園中学校は建学の精神に「禅のこころ」を掲げています。「禅のこころ」とは、物事にとらわれず、何事にも惑わされない「本当の自分」を自覚することです。ありのままの自分を見つめ、内在している本来の輝きや無限の可能性に気づくことです。かけがえのない存在であり、一期一会の出会いであることを自覚したとき、新しい力が湧き起こり、そこに新しい自分が始まります。

本校には海外大学の進学を目指す、スーパーグローバルZENコース(以下SGZコース)があります。このコースの禅教育の一部を紹介します。

摂心会

中学1年生からSGZコースを対象に臨済宗妙心寺派大本山の妙心寺にて11月に『摂心会』を実施しています。摂心とは禅宗の修行を普段よりも集中的に行い、自分自身の自己究明に努めることをいいます。SGZコースの摂心会は、一つひとつの作業を集中して行うことにより、物事の真理を見る力を養うことを目指しています。

今年度はまず。6月17日(土)にSGZコースの中学1年生を対象に、妙心寺山内塔頭の大雄院を中心として『摂心事前研修会』を行いました。

はじめに、花園禅塾の塾頭、羽賀浩規師から法話を拝聴し、自分たちが生きていく中で、よりよく生活するための心構えや考え方のヒントを頂きました。生徒たちのまっすぐ話に聞き入っている姿が印象的でした。斎坐(昼食)では禅の作法で食事をいただきました。禅の作法の中、一つひとつの食事を大切にとることで、命の尊さを実感することができました。作務(掃除)ではお寺の庭の掃き掃除や草ひき、廊下の雑巾がけなどをしました。

妙心寺塔頭、東海庵での坐禅では、一面白砂の『白露の庭』の前に座り、心を静かに、大変貴重な時間を過ごすことができました。最後の閉会式では、全員が程よい疲労感と達成感を味わい、11月に実施される摂心会に向け気持ちを引き締めることができました。

そして、本番である摂心会を本山妙心寺にて11月22日(水)、23日(木)の1泊2日で実施しました。今年度の摂心会にはSGZコースの中学1年生と2年生が参加しました。

開会式では法務部長の吹田様よりご挨拶を頂きました。そして、みんなで読経と茶礼を行い、2日間の摂心を乗り切る誓いを立てました。小川太喜師から法話を拝聴し、人の心に響く思いやりのお話をいただきました。

食事は普段食べているはずのお米や大根などの味をとてもおいしく感じることができました。そして、命と向き合う貴重な時間でもありました。作務はグループごとに分かれて行いました。作務を通して自分自身の心を磨くことができたようです。

夜は法堂での坐禅です。2時間に渡る長丁場でありましたが、天井には狩野探幽筆の雲龍図があり、龍に見守られながらの坐禅体験は生徒たちの心に刺激を与えました。

2日目は朝のお勤めから始まり、朝食をとり、屋内の掃除、写仏を行いました。写仏とはお釈迦様や文殊様、観音様の絵を写していくことです。一本一本集中して、丁寧に描いていきます。同じ絵を描いていますが、一人一人描く仏様の表情がまったく違います。出来上がったものを見ると生徒たちは笑顔になっていました。

摂心の最後の食事はうどんです。禅の修行の中で、うどんはご馳走です。生徒たちはとても喜んで食べていました。たくさん頑張って、苦しいことも皆で乗り越えたからこそ、美味しかったのだと思います。

1,2年生合同の摂心会でしたが、2年生が先輩として1年生をしっかりと引っ張ってくれたので、締まりのある修行体験ができたと思います。

曹源寺訪問
中学2年生は夏に体験学習として、2泊3日で岡山・広島へ行きます。その中で曹源寺(そうげんじ)を訪問しました。

曹源寺は臨済宗の禅寺で、修行僧のほとんどは海外からの方です。生徒たちは住職の法話を拝聴しました。

坐禅を終えたあと、海外の修行僧の方にインタビューを行いました。

すべて英語でのやりとりでしたが、なぜ日本に来たのかなどを聞いたり、逆に修行僧の方から質問されたりなど、およそ1時間半の間、楽しく有意義に過ごすことができました。


公開日:2018年2月2日
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