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困った!どうする!? 答えにくい子どもの質問②

子どもはいつも好奇心旺盛。「なぜ?」「どうして?」「教えて!」など、質問攻めにされる親も多いのではないでしょうか。しかし中には、答えに困る質問もあるのでは?子どもの答えにくい質問に対し、親はどのように対応すればよいかを考えてみましょう。

ここがポイント! 返答に困る子どもの質問への答え方


実際にあった子どもの「倫理・哲学的」「性」「勉強」などに関する難問について、4人の親が先生に質問! 答え方のポイントをご紹介します。

倫理・哲学的な質問
Q.「弱い子がいじめられるのは仕方ないでしょ?」— 小4男子 —
    A.返答ポイント
    正誤にかかわらず子どもの意見を聞き、 考え方の道筋や多様な視点を示してあげる

母Aさん 
息子のクラスでいじめがあったときに、こう質問されました。「弱いから目をつけられるんだ。やり返せばいいのに」と言うので、「相手がどうであれ、いじめは絶対にダメ」と叱ったのですが……。
 
先生 
いきなり叱るのではなく、まずお子さんがそう考えた理由を聞いてみましょう。それから「その子は弱いんじゃなくて、優しいから『止めて』と言わないだけかも」と、違う視点を与えてあげるといいですね。  

母Aさん 
うちの子は頑固で、悪いとわかっていても意見を曲げないところがあるのですが。  

先生 
明らかに間違っていても、お子さんの意見を頭から否定するのは避けましょう。自分の存在をすべて否定されたと思ってしまうかもしれませんから。代わりに「自分がされたらどう思う?」「大切な友達がいじめられたら?」など、“自分や大切な人がそうされたら、どれだけ辛いだろう”という気づきを与えてあげてください。また“性質にかかわらず、いじめはすべての人が持つ人権を侵害する行為”と教えてあげてもいいですね。」などと伝えてあげてもよいでしょう。


性に関する質問
Q.(テレビのニュースを見て)
「性犯罪ってどんなことされるの?」—小5女子 —
    A.返答ポイント
    子どもの年齢や状況に合わせ、 さまざまなリスクも含め性について話し合う

先生
  性犯罪でどんなことをされるのか、具体的に伝えるのはなかなか難しいですね。  

母Bさん 
あらためて聞かれると、どこまで答えていいのか悩みます。リアルすぎることは避けたいですし。このときは「体を触られたり、逆に相手の体を触らせられたりすること」と答えましたが、間違っているでしょうか。

先生 
よりわかりやすく“プライベートゾーン(水着で隠れる場所)”について「その部分は誰にも触らせたり見せたりしてはいけない」と伝えては? さらに「嫌だと感じることをされそうになったら逃げて」と教えてあげてください。
 
母Bさん
  余計なことを教えて、かえって性的なことに興味を持たれても困ると思ってしまいます。  

先生 
そのお気持ちもわかりますが、多くの子どもが性犯罪被害にあっている現在、性に関する話題を避けるのはリスクともいえます。性犯罪についてだけでなく、子どもの年齢や状況に合わせて、例えば望まない性交や妊娠について話してもいいと思います。


勉強に関する質問
Q.「国語の読解問題、どうしたら得意になれる?」— 小6男子 —
    A.返答ポイント
    勉強のアドバイスはプロに任せ、 親はわからないことに取り組む姿勢を見せる

父Cさん 
私は理系で国語や英語は苦手です。「もっと本を読んでみたら?」と答えたのですが、「読んでみたけどダメだった。パパもわからないんだね」とがっかりされてしまいました。私なら答えてくれると思っていただろうに、失望させてかわいそうでした。  

先生 
高学年になると親でも解答に苦しむ問題が出てきますから、具体的な勉強法は教えるプロである学校の先生や、塾の講師に任せてよいと思いますよ。小6なら、親といえど万能ではないと知る時期でしょうし、そう知るのも成長の一過程といえます。  

父Cさん 
でも、わからないと伝えるだけでいいのでしょうか。  

先生 
「お父さんにだってわからないことはある。そういうときは、解決するためにこうやって取り組むんだよ」と、わからないことにぶつかった場合にどんな姿勢を取ればいいか、身をもって子どもに見せてあげるとよいでしょう。また、そもそもの話になりますが、最初に「わからないことがあるのは、決して恥ずかしいことではない」と親子ともに認識することから始めてもいいですね。


Q.番外編 答え方に困る「へりくつ」
「片づけないんじゃなくて、そこに置いてあるの!」— 小4女子 —
    A.返答ポイント
    同じレベルでケンカをすると疲れます。 大人として、へりくつに耳を貸さなくてOK!

母Dさん 
娘は使った物を出しっぱなしにするので、家がどんどん散らかっていくんです。「どうして元に戻さないの? だらしない!」と叱ると、「置きっぱなしじゃなくて、そこに置いてあるの! 置き場所がわかればいいでしょ」と口答えします。理屈ではあるだけに、こちらはどう答えればいいかわからず、イライラします。  

先生 
なかなか面白い娘さんですね(笑)。真面目に答えることもできるでしょうが、お母さんがそこまで付き合う必要はないと思いますよ。へりくつを言うお子さんはだいたい、頭の回転が速いんです。「へりくつを言えるくらいまで成長した」と軽く考えてもいいのでは。  

母Dさん 
それはよくわかるのですが、ついムキになってしまいます。こちらが怒るほど子どもが喜ぶのも腹が立ちます。  

先生 
大人をからかっている部分もあるでしょうから、そこは耳を貸さず受け流しましょう。「そうなの? お母さんには、物が家出したみたいに見えるけど。元に戻してあげてよ」と冗談で返すのもいいです。こういうへりくつは「相手は子どもだから」とご自身に言い聞かせてまともに受け止めないようにしないと、お母さんが疲れてしまいますよ。

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