【中学受験】佐藤ママが語る! 勉強のやる気は3つの原因をなくせば出ます!
子どものやる気を引き出すには、どうしたらよいですか?
やる気が出ない原因は3つあります
親からしたら、子どもが自らやる気を出して一生懸命勉強するというのが理想でしょうが、それはありませんから。絶対ないです、そんなことは。ですから、やる気を出して勉強させるのではなくて、やる気の出るような教材を用意するということです。やる気が出ない原因は①教材が難しいか②問題の量が多すぎるか③勉強する時間が適切ではないかのどれかです。このように何か支障があるんですよ。
そういうときに、子どもにとって問題が難しすぎると思ったら、もっと易しい問題を用意すればよいですし、量が多すぎるのなら、適切な量に調整していけばよいですし、眠そうにしていたら、勉強する時間を変えればよいのです。そうしたら、俄然やる気を出しますよ。
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難しすぎても易しすぎてもいけません
これもよくあるのですが、易しすぎる問題でもやる気を出さないのです。こういうときにも気をつけて、もう少し難しい問題にしてみるなど調整してください。やる気が出ないのは、目の前の教材が間違っているということです。それさえ変えたらやる気は出ます。
勉強しやすい環境を整えることが大切です
そのほか、私が気をつけていたことは、机をリビングに配置して、全部見渡せるようにしていたことです。例えば、食事したあと二階に上がって自分の部屋で勉強するのだったら、食べた後に、「勉強しなさい」と言わなければなりません。でも、部屋を変えて勉強するのって面倒くさいんですよ。ですから、机をリビングに配置して、食べ終わったらすぐ勉強できるようにしていました。日常生活の中に勉強が入る感じですね。それから、部屋には大きめのこたつもあって、子どもたちはそこでも勉強していました。こたつでするのに飽きたら、勉強机に行ったりしていましたね。
勉強へのハードルを上げすぎない
勉強は、常に机でするものだと多くの方が思っているかもしれませんが、机に座って勉強するのって意外と大変なのです。ですから、「とりあえずどこでもいいから勉強したらいいんじゃない」と私は思っていたので、子どもたちは、こたつで勉強したり、寝転がってしたり、机でしたり、結構うろうろしていましたよ。「姿勢も正しく、時間どおりにやって、やる気を出して、集中して、正しい答えを出してね」なんて、ハードル高すぎですよ。とりあえず、問題解いたらいいじゃないですか。
それですから、うちの子どもたちはこたつで寝転んで問題を解いていました。寝転んでも問題を解けばいいですから。その代わり「正しい答えを出してね」とは言っていましたけどね。
POINT
- やる気が出ない原因3つを取り除く
- ①教材が難しすぎる
- ②問題の量が多すぎる
- ③勉強する時間が適切ではない
- 勉強しやすい環境を整える
- 勉強へのハードルを上げすぎず、問題に取り組むことを優先する
この「佐藤ママが語る!」では、灘中へ3人合格、お嬢様は洛南中に合格され、そして東大理Ⅲへ全員進学された佐藤ママこと佐藤亮子(浜学園アドバイザー)さんのノウハウを紹介していきます。
※このコンテンツはYouTube佐藤ママチャンネル(https://youtu.be/aWqAOcaazvQ?si=9uiQe0mxO-L6UrSx)を参考にまとめています。
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