【文字を「誰でも読める記号」にすること】
国語の話だと、まずは、えんぴつをちゃんと正しく持つ、字をきれいに書くっていうことが大事ですね。自分のすることに責任を持たせる、というか。
「ちゃんと文字を、人に伝わる記号にする」っていうのが大切なんです。「あ」と書いたら、誰でも「あ」と読めるような文字にしないとダメ。
それからやっぱり低学年の間は、「ひらがな、カタカナ、漢字」が大事だと思います。
漢字なら、筆順をしっかり守ることですね。
筆順っていうのは、書きやすいように考えて作られているものなので、それを守って書けばきれいに書ける。
小学校6年間で習う漢字は1006字あるんですけど、この1006字をきっちり書くのが大事なんです。
高校生の漢字とかになると、いちいち筆順は書かれてないんですよね。
でも、小学校で習う漢字の筆順さえ覚えておけば、なんとなくでも正しい筆順で書けるようになるんです。
低学年の間に、たとえば「山」とか「川」とか、簡単な漢字であっても適当に書いてしまわずに、きっちり書くというのが大切なんです。
筆順の話は、ひらがなとかカタカナでも同じです。「ツ」「シ」「ソ」「ン」とか、そういう字もしっかり書き分けられるようにしたいですね。
あとは算数なら、1ケタの計算が大事。
個人的には、100マス計算にはどちらかというと反対派です。
というのは、目をいっぱい動かさないといけないから、見にくいんじゃないかと。
普通に、問題がズラッと並んでいるドリルのようなものでいいと思います。