【中学受験】佐藤ママが語る!漢字を根性で覚える時代は終わりました!
小3女子の母です。娘が漢字の復習をしていますが、ダラダラして進みません。漢字の学習をどのようにしていたのかお聞きしたいです。
漢字を単体で書いても意味がありません
漢字を単体で1個ずつ書いても意味がないんですよ。そのやり方で学習しても、送り仮名がわからないし、熟語で問題を出されたらチンプンカンプンですし。ですが漢字は、1個ずつ1回はきちんと書いて、筆順を間違わないようにしないといけません。それはしっかりチェックしないといけないんですけど、「間違えた漢字を1個につき10回書く」というような、何回も書くという方法は意味がないんですね。筆順は絶対に押さえるということを意識してください。 いちばんよいのは塾のテキストなどの漢字の部分を抜き出して、そこだけを何回かさせることですね。もっと読む
間違えた漢字を私がまとめていました
息子が5、6年生のときは、塾で復習テストや、知識分野・ことわざ・熟語の問題など、いろいろしていたので、そこで間違えた漢字を私が全部まとめていました。子どもって何回も同じところを間違えるから、そこをまとめて、それだけ覚えたらOKというようにしていました。間違えた部分以外は全部できるわけですからね。そのようにしたらよいですよ。
問題集は2冊買いましょう
小学3年生が1年間で学習する漢字の数はきっちり決まっているんです。それほど多くありません。熟語も送り仮名も決まっています。親に間違えた漢字をまとめる時間がなかったら、「小3漢字」というような、薄い問題集を買ってきてそれをさせるとよいですよ。丁寧にやって、全部覚えないと意味がないから、同じものをもう一回させるんです。よく問題集をさせても1回で終わらせてしまう方がいらっしゃいますが、それは「なんかやった」という感じで終わってしまいます。私はだいたい何でも同じ問題集を2冊買ってきて、1冊目はまずやらせて、2冊目は「もうちょっと心をこめてやってね」というような声をかけていました。そんなふうにさせてみてはどうでしょうか。一つの漢字を10回ずつ書くなんていうのはいちばん無駄ですから、問題を解いて覚えるということです。
POINT
- 漢字を単体で覚えても意味がない
- 一回はきちんと書いて筆順をしっかりと覚える
- 間違えた漢字を抜き出してやり直す
- 問題集は2冊買って、全部覚えきる
この「佐藤ママが語る!」では、灘中へ3人合格、お嬢様は洛南中に合格され、そして東大理Ⅲへ全員進学された佐藤ママこと佐藤亮子(浜学園アドバイザー)さんのノウハウを紹介していきます。
※このコンテンツはYouTube佐藤ママチャンネル(https://youtu.be/c7Z0sHsF7sg?si=GIXOx_51LoiwpNtJ)を参考にまとめています。
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