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「新聞でチャレンジ!」合格体験談 群馬県立中央中等教育学校①

2004年に県内初の公立中等教育学校として開校した群馬県立中央中等教育学校。World Citizen(地球市民)の育成を目標として英語教育に力を入れており、受検倍率も高い人気校です。
合格されたS.Mさんは、

「『新聞でチャレンジ!』なくしては、合格にたどりつけなかったかもしれない」
とおっしゃっています。
「読売新聞×浜学園 新聞でチャレンジ! 作文添削教室」を活用されたS.Mさんの合格までの軌跡をインタビュー形式でご紹介していきます。


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「新聞でチャレンジ!」を始められたきっかけや目的を教えてください。

S.Mさん
読売KODOMO新聞に「読売新聞×浜学園 新聞でチャレンジ! 作文添削教室」が紹介されていて、作文の基礎や書き方を身に付けたいと思ったからです。

S.Mさんの保護者様
新聞記事の紹介を見て、4年生の12月号から始めました。中学受験を意識し始めて、作文力と時事知識を身に付けさせたいと思ったからです。それに、中学入試レベルの記述問題を的確に解いてアドバイスをすることに、親も限界を感じたからです。都心のハイレベルな塾の指導は受けられないことから、通信で作文を添削していただける「新聞でチャレンジ!」は非常にありがたかったです。


受験校を決められたのはいつごろでしょうか。

S.Mさん
受験校を決めるというより、通学圏内の公立中高一貫校がここしかなかったので、ここを受けるということを決めた感じでした。本気で気持ちが固まったのは5年生の冬だったと思います。塾がこの学校の受検に特化していたこともあって、そこで先輩のお話を聞き、決めました。


受検に向けてどのような対策を立てられたのでしょうか。適性検査などについても教えてください。

 S.Mさん
地元の塾に4年生の秋から通っていました。選抜方法は、適性検査Ⅰ(記述問題)、適性検査Ⅱ(作文)、面接です。さらに学校からの評価も必要でしたので、夏休みの読書感想文や作文など、学校の代表に選ばれるように、毎年頑張って書いて出していました。毎回、真面目に課題に取り組んでいるうちに、そのがんばりが先生方にも伝わって、いくつかの作文を学校の代表に選んでいただくこともできました。


適性検査の勉強方法を教えてください。

S.Mさん
適性検査Ⅰは、まず塾などで配られたワークをやって、ある程度実力をつけてから過去問を解いていました。2,3回で傾向をつかんだら、他の学校の過去問を検査時間に合わせて解いたり、塾のワークの3回めをやったりなど、傾向の変化や知らない問題への対策をしました。適性検査Ⅱは、とにかくいろいろな問題に取り組んで、解き終わったら1回はやり直しをしました。面接は、この学校は生徒同士でディスカッションをする形式だったので、お題や想定される質問への答えを考え、これらをノートに箇条書きで書いて内容をおおざっぱに覚えました。私の年は自分が委員長をしていた図書委員会のお題が出されたように、課外活動についても出るので、勉強ばかりするだけではなく、学級活動や課外活動も頑張りました。


大変な受検勉強を乗り切る方法を教えください。

S.Mさん
本格的に受検期になる前に、ライバルを必ず一人は見つけて、疲れたときやだるくなったときでも、「あの子は私がさぼっている間にも勉強している。だから私も頑張らないと!」とライバル意識をもって取り組んでいました。それが今でも習慣づいているので、課題や部活も頑張れています。


4年生の冬から「新聞でチャレンジ!」を活用されていたということですが、4年生、5年生、6年生では、取り組み方に違いはありましたでしょうか。また、保護者様はS.Mさんが「新聞でチャレンジ!」に取り組んでいるときに、どれくらい関わられたのかを教えてください。

S.Mさん
4年生の頃は母と少し方針を考えてから下書きして、それを直したりして書いていました。6年生になるころには自分で構成から考えて自分で原稿用紙を全部埋めるようにしていました。添削課題は、その月に間に合わなかったとしても必ず提出すると決めていました。トレーニングシートは好きなテーマや入試に出そうなテーマを1題以上取り組むようにしていました。

S.Mさんの保護者様
毎号必ずトレーニングシートを1題以上取り組み、4年の12月号から6年生の3月号まで、添削課題はすべてやりました。本当はトレーニングシートも全部やりたかったところですが、学校の宿題、塾の課題、その他習い事がある中で、無理して続けられないよりも、最低限でも良いから続けることを目標にしました。なぜなら、作文力は書けば書くほど伸びていくと思ったからです。ただトレーニングシートでも、本人が読んでみたい! 面白そう! というものは自主的に取り組んでいましたし、受検間近になって、「この話題は重要」と思った内容はやらせました。

親の関わり方としては、

  • 〇4年生の時は、トレーニングシートは本人にやらせてみる→親が丸付けをして、アドバイス。課題作文は、まず子どもと一緒にどういう組み立てで書いていくのか一緒に考えて、メモを書いたあと、本人が作文を書き、提出前に少し手直しをしていました。このころは自力で原稿用紙が規定の文字数埋められればまずはOKとしていました。

  • 〇5年生の頃からは、なるべく一人で取り組ませるようにして、課題作文を書いた後に見せてもらい、読んで感想を伝え、提出前に本人が書き直したいと言えば、書き直す、本人がそのままでよいと言えば、そのまま提出していました。答案が毎回びっしり丁寧なコメント付き、しかもとても綺麗な字で、誤字脱字から、原稿用紙の使い方まで、きめ細やかに添削されて返ってくるので、「親の意見よりも、先生のコメントをよく読みなさい」と言っていました。的確にこうした方がよいという具体例もあり、コメントで学べました。

  • 〇6年生になると、もはや受検問題だと思ってやるように、制限時間を決めて(20分など)やるようにしました。この頃はもう原稿用紙300字と言われても、ひるまないようになっていましたし、300字ならば、書き出しで約50字、真ん中約180字、まとめ約70字などと、書き出す前に、自分なりに構想も立てられるようになっていたと思います。提出前の答案も敢えて親は見ないように、自分で封筒の宛名も書かせ(それもよい勉強です)、返ってくる答案がAなのか、A’なのか、Bなのか、本人に結果も受け止めさせるようにしていました。受検間際の冬休みは、自力で書いた作文がA評価で返ってくると、それが自信につながったようでした。きっと先生方は受検間際の6年生の答案は励ます意味で、寛大な評価をしてくれているのだなと感じ、親もとても嬉しく思いました。

次回は、「新聞でチャレンジ!」の受検勉強への活用方法や、塾と「新聞でチャレンジ!」の両立の方法などをより具体的にお伝えします。

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