ノートが辞書がわりに・他~浜学園に決めたワケ~⑥
―ノートに関して、何か工夫されたことはありますか?
理科なんかは、全部終わったらノートの裏表紙と次のノートの表紙を貼り合わせていました。理科は意外とノートが大事なんですよ。先生のおっしゃった覚え方とかが書いてありますから。背表紙に綺麗なそれようのガムテープをかって小4理科といった風に書いていました。
他の理科の参考書を見るよりは、一冊の辞書のように、浜学園のノートを使っていました。もちろんインデックスもつけて。
自分で書いていますし、先生の声を思い出したりしますので、非常に覚えやすくていいんです。ノートの裏と表に白い木工用ボンドを使えばいいですよ。
―塾に入る前段階の、幼児期に習慣づけたらよいことは何だと思われますか?
学習習慣と、字を書くとき丁寧に書くということです。―自分の時間はどんな風に過ごされましたか?気分転換はなにをしていましたか?
自分の時間は持たないと決めていました。気分転換は子どもと一緒にするのみです。ただし、推理小説など、本(小説)はよく読んでいました。
受験するなら小学校の間は、親も、選んだ学習塾との生活に子どもと一緒にどっぷりつかるべきだと思います。
―「ほめる」ことを心がけたりほめ方を工夫されていましたか?
探すまでではないけれど、ほめるのは基本ですね。悪い点なのに、よくがんばったねとかしらじらしいことは言いませんが、たとえば65点の場合でも、できたところに何かしらほめるようなところがあるものです。
ほめ方を考えるといいですね。けなさないことが大事だと思います。
―受験勉強をする上で、コツってあるのでしょうか?
子どもにとって机の上の勉強はリアルじゃないんです。だから私はいろいろなことを音読して説明することにしていました。特に新聞はリアルの窓口になるのでいいですね。工夫して読むことで、理論と実戦のバランスが取れますから子どもの中で納得するんです。
何事もよりリアルにしてあげるのがコツだと思います。
全6回でお送りした今シリーズ、いかがでしたでしょうか。
また機会がありましたら、佐藤ママにお話をうかがいたいと思いますので、どうぞご期待ください!