親にしかできないサポートに徹する
もちろん「手を放す」といってもお子様に関する全てのことに関わらないということではありません。たとえば、先ほどのような学習内容面においては塾や学校に任せ、保護者の方は方向転換して後方支援にまわって応援してあげるといったスタイルに変えていくとよいでしょう。スケジュール管理や体調管理といったことに加え、できたことや取り組んだことに対してほめてあげることなどは大切で必要な関わりです。手は放しても目は離さず、細やかに声かけしてあげましょう。
「親の関わる時期」という点に関しては全てのお子様に共通の回答があるわけではありません。お子様の成長度合いにより違いがあって当然です。お迷いであれば抱えこまず、第三者に相談しましょう。
また一度手を放すと決めたら少々のことでは動じず、再び元に戻すといったことは避けましょう。学習内容の進度の速い学年(小学校5年生くらい)では成績が停滞し我慢しなければならない場面も出てくることもあるでしょう。 その時こそ明確な役割分担に基づいた保護者の方の応援が大きな力となってくるものです。
進学教室浜学園 低学年プロジェクト