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【中学受験】佐藤ママが語る!読解力をつけるためにできることは?

子どもに読解力がなく、長文の問題は、活字を追いかけているだけで内容を把握できていません。読解力をつけるために普段からできることは何でしょうか?

文章のレベルが合っていないと、字面を追うだけに
  国語の問題は、本当に難しいですよね。「ちょっと読んでみて」と言っても、字面しか読んでいないと、「じゃあ、誰が何をした?」と聞いても何も答えられません。それでは、問題は解けませんよね。でも、それはよくあることで、文章の字面だけ読んで話の内容が入ってこなかったり、わからない言葉が多すぎたりするのは、子どもに対してその文章のレベルが高すぎるということなのです。もし「この子、文章の内容を全然わかっていない」と思ったら、お母さんがその文章を読みあげ、子どもにその内容を説明してあげてください。説明してから、問題を解かせるのです。

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子どもの精神年齢を上げないと理解ができません
  まず子どもの精神年齢を上げないと、文章の内容は理解できないし、問題を解くこともできません。

子どもの精神年齢を上げるためには、お母さんがいつも新聞を読んだりして、いろいろな記事の内容を会話に取り入れて話すようにしましょう。そうすると子どもは、「世の中にはそんなことがあるんだ」と、知見を広げることができます。

新聞は毎日届きますので、私は毎日、新聞の中から面白そうな記事を見つけて、「こんな記事があるね」「この人はこういう意見だけど、ママはこう思うんだよね」と子どもたちに話していました。話しているといろいろな言葉が出てくるので、子どもたちの語彙力は結構上がりますよ。

まずは、子どもの意見を褒めることが大切
  そして、子どもに「これこう書いてあるけどどう思う?」と聞いてみましょう。そうすると、子どもはあれこれ意見を言いますが、小学生だと、大人から見たら幼稚な意見しか言えないことが多いでしょう。でも、その時にお母さんが「それは無いんじゃない」というような、否定的なことを言ったら、もう二度と話してくれなくなります。子どもが意見を言ったときには、「へえ、面白いね、その考え方」というように、まず褒めてください。褒めたら子どもは、どんどんお母さんと話すようになります。

話せる子どもは書くこともできるのです
  そして、「それってママはそう思わないけど、そう思うんだね」などと話を深めていってください。そうしているうち、その記事について記述することをすすめると、子どもは話した内容を記述します。それが、記述テストの答えになるのです。このように、話せる子どもは書けるのです。

お母さんは聞き上手になることが大切です
  子どもに「書いて」と言っても、いきなり書くのは難しいですが、「話してごらん」というと、意外と話せるものです。お母さんが「うんうん、面白いね」と聞いてあげると、より話せるようになります。ですから、お母さんは聞き上手になって、子どもが話すのをうんうんと聞いてあげてください。そういうふうにすると、いつの間にか記述力がつきます。日頃から、聞き上手なお母さんになるということが大切ですね。

POINT

 
  • 文章題は、まず親が文章を読んで内容を説明する
  • 子どもの精神年齢を上げるために、普段の会話に新聞記事の内容を取り入れる
  • 子どもが意見を言ったら、まず褒める
  • 聞き上手な親になることが大切

この「佐藤ママが語る!」では、灘中へ3人合格、お嬢様は洛南中に合格され、そして東大理Ⅲへ全員進学された佐藤ママこと佐藤亮子(浜学園アドバイザー)さんのノウハウを紹介していきます。 ※このコンテンツはYouTube佐藤ママチャンネル(https://youtu.be/gq-LAq2KZQw)を参考にまとめています。
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