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世界は狭い!?

執筆:北嶺中・高等学校 数学科教諭 大畑寿仁


現在では小学生でもスマートフォンを所有している人が増えているようです。スマートフォンは友だちとのコミュニケーションツールやSNSを利用するため、ゲームや動画視聴用として、勉強や検索用として、などの使用方法があると思います。今回はSNSの怖さについて、簡単な計算を用いて掘り下げようと思います。

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皆さんは「六次の隔たり」というのをご存じでしょうか。すべての人は、知り合いの知り合いの・・・を最大6回繰り返せば世界中のどんな人とも間接的につながっている、というものです。一人当たり45人の(重複のない)知り合いがいると仮定すると、例えばAさんの知り合いの知り合いは45×45=2025人。その更に知り合いは・・・と6回繰り返していくと、約83億人となり、世界の総人口約78億人を優に超えます。これをSNSの話に変えてみましょう。


世界的にユーザー数が多いSNSとしてFacebookがあります。2016年にFacebookが六次の隔たりについて、アクティブユーザー15億9000万人を対象に調査したところ、なんと平均3.57人を介すれば誰とでもつながる、という結果が出ました。2021年現在のアクティブユーザーは28億5000万人程度なので、世界人口の3分の1を超えています。現在のネットの発達度合いを鑑みれば、さらに世界は狭くなっているかもしれません。


別のSNSでは、Twitterの書き込みは良い意味でも悪い意味でも取り上げられることが多いです。Twitterは世界中の人が自由に書き込むことができ、自由に他人の書き込みを閲覧することができます。Twitterを利用している皆さんは、フォロワーは何人いますか?ちなみにZOZOの元社長の前澤友作氏はフォロワー数が1000万人を超えています。さすがに一般人はそこまで多くはないので、例えばTwitter利用者のフォロワー数が平均100人であるとします。一人があることを書き込みました。その内容をフォロワー全員がリツイート(他者の書き込みを引用して自分のアカウントで再投稿すること)しました。そうすると初めの書き込みは100×100=10,000人の目に入ります。また更にそのリツイートを見た100人がリツイートしました。10,000×100=1,000,000人(百万人)の目に入ります。これを繰り返し考えていくと、4回のリツイートで100億人の目に入ります。当然Twitter利用者は100億人もいませんし、フォロワーも重複していたり、平均が100人ではないですし、全員がリツイートするわけでもありません。ただ、一人の書き込みはこのようにいとも簡単に世界中に拡散されていきます。自由だからこそ各自のモラルが問われます。ネットワークが発達し、昔よりも世界が狭くなった(他人との距離感が近くなった)今、SNSの利用については気を付けましょう。

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