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低学年からむずかしい実力テストを受けるべき理由〜算数編〜

「うちの子にはまだ塾通いは早いかも。けれどもう始めている子の話も聞くし。もしかしたらどんどん差がついていってるんじゃ……?」低学年の保護者でこういった不安をお持ちの方は少なくないのではないでしょうか。
あちこちから耳に入る低学年向け実力テストが気になっている方向けに、むずかしめの実力テストを受けることのメリット・受け方・受けた後の活かし方をまとめました。
国語編と併せてご覧ください。
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何と言ってもテストは慣れ
初めて受ける子は試験監督も周りも知らない人、という環境で頭が真っ白になってしまうことが多いです。また、テスト慣れしていない子はずっと手に余る一問にとらわれてしまいがちです。何度か受けた子は、小1でもできる問題から取り組むという風に「とばす勇気」がついています。難しめの実力テストは、3、4回受けてやっと慣れると思っておいてください。

難しいテストといっても2枚あれば1枚目は計算など取り組みやすいものが多いはずです。ただ、文章が長かったり言い回しが難しくなっているのです。これは慣れれば当たり前になり、2、3回で平気になるでしょう。慣れてくると、徐々に時間配分も考えられるようになってきます。

なので1回受けてみて、難しかった、うちの子には無理だった~!ではもったいないのです。新学期、新年度などの前に3,4回受け続けると、よいスタートを切ることができるでしょう。

テストを受けるだけでキャッチアップ?
早くから塾などで学習を始めている子と、学校の宿題しかしていない子の知識・練習・経験量の差は学年が上がるにつれて大きくなってきます。

つまり、低学年ほどそのレベル差は少ないのです。階段の何段も先にいるように見えても一段一段が小さいので追いつきやすいと言えます。

算数は特に、先に習ったことを利用して新しい学習をしていきます。テストで一度経験したり触れておけば次出てきたときに格段に掴みやすく感じられます。子どもにとっては見たことがある、知っているという感触が大きく物を言うのです。

解き方HOW TO
◇問題の読みとり方
実力テストといえども、出題範囲は学校で既習のものに限られています。
ですが受けてみると多くの子どもが「できない」「むずかしい」「わからない」と思ってしまうのは、算数の文章題を読む力がまだついていないからなのです。基礎的な算数の力がないわけではないのに、問題の意味がとれないために答えにたどりつけていないのです。

これを改善するには文章題を読む練習をする必要があります。
たとえば、問題の内容について聞かれたときに、答えるためにはもう一回読み直さないといけないようなのは読めていないということです。
まず、読みながら大切なところに線を引き、出てきた数字に○をつけます。自分で、数には○、何を求めるかには波線、ヒントになりそうなところは下線を引く、と好きに決めたらよいです。
これができるようになると、しっかり問題文が読めるようになっていきます。1回目に読みながら印がつけられるようになることが目標です。問題文の意味を読みとる力を育てるということを、テスト直しの時に意識して習慣づけていきましょう。

◇問題用紙は書き込みOK
小1は書き込み式、小2くらいから上は解答用紙が別になっていることが多いです。
受ける前に教えておいてあげてほしいのが、問題用紙は書き込みしてよいということ。
低学年だと、まだ自分で図などを写して考えると歪んだりしてかえって間違いのもとになるので、書いてあるものを利用するよう伝えてあげましょう。

◇計算用紙をうまく使うコツ
計算用紙を無茶苦茶に大きく書いて、次の計算と重なって読み間違う……よくあるパターンです。
そうならないためには、問題を解き始める前に、計算用紙を4分割ないし8分割することを勧めています。低学年なら縦と横に線を引いて4分割裏表で8分割からで十分。
線を引くだけで、不思議とその中に収まるように書けるものです。

◇書くことをサボらない
計算は繰り上がりや繰り下がりを丁寧に書くだけで間違いにくくなります。テストになると暗算で間違っていることが意外と多いのです。書かないという意識が強い子がたまにいますが、書いた方が速いこともあります。あせりがちなテストのときは特に、まず手を動かすように声かけしましょう。

◇条件整理ができる子を目指す
学校では式を書いたり筆算をする程度で解ける問題が多いですが、難易度の高いテストだと、順序良く書き出すという、条件整理する力を求められるところに壁があります。
逆に、これができると解ける問題が格段に多くなります。
問題文の内容を自分なりに書き出すことで、次にやる作業が見え、答えがおのずと見えてくるのです。

テスト直し
低学年の子どもは特に、点数が悪ければその教科は嫌い、点数がいい科目は好きな科目、となってしまうものです。
絶対に×を責めず、○をほめてから、ここもこうしたら合ってたねという風に声をかけてあげましょう。

◇直しは自信をつけさせるために行う
一度に全部やり直しをする必要はありません。
間違いがたくさんあった場合、一日で全部直させるとイヤになってしまいます。
例えば大問を一つだけ、と決めて短時間で終わらせ、できた感触を持たせるようにしましょう。

やり直しは、確実につかんでほしい正答率の高いものから見直しましょう。
正答率が高いということは、簡単な問題をつまらないミスで落としていることが多いのです。自分でそのミスを認識すると、次から気をつけようという気持ちが働きます。これを何度かすると、受け方も上達していきます。

答案用紙に空白があった時は、時間不足かわからなかったのかを聞いてみましょう。
そしてわかりそうなものから手をつけるといった、受け方のコツを教えてあげましょう。大人には当たり前に思えることも子どもには判断がつかないことがあるからです。

問題の意味のとり違えが多い場合は、どう考えたか聞いてみましょう。
再度問題の意味を説明して、それで解けたら解けていた感を持たせプラス思考にもっていくのが算数嫌いにさせないコツです。

親が頭に入れておくべきことがあります。それは、低学年の子どもは言われたからといってすぐ直らない、ということ。すぐ完璧にはならないのです。その時に厳しくしすぎないことが大切です。小2、小3で言われたことの6~7割しか完成しないものだと思って気持ちにゆとりを持っておいてください。

新しい扉が開く……?
こういったテストはまだ早い、中学受験するかどうかも決めてないし、まだ先だし…という方も、まず一度受けてみることで損はしないと思います。
子どもも自分で見たことのないような悪い点でショックを受けるかもしれませんが、普段解いている問題とのギャップを感じてもらうのもよい経験です。
そして、受けたあとは先に述べたようないい言葉がけを忘れないようにしてください。

また、実力テストでも初めから点数が取れる子がいます。
そういう子は算数にますます興味を持ってくれます。これまでの勉強に物足りなさを感じていた子が、問題が面白い!と算数にはまってくれるのです。また自信があったのにできなかったところがくやしいからまた受けたい!という子も出てきます。
少し枠を超えたものを見るというのは、本人にとっても親にとっても新たな発見ができる機会でもあるのです。

最後に~テスト当日の声かけ、これだけは。
気持ちをぱっと切り替えられないのが低学年です。朝怒られたりしたらどんよりテストに臨むことになってしまいます。ぜひ楽しい雰囲気で送り出してあげましょう。「いい点とってね」なんて点数のプレッシャーをかけず、笑顔で気軽な声かけを心がけてくださいね。

ただ一つ、がんばってと言ってあげてほしいのは、「解答欄を埋める」ということ。
今のうちから、間違ってもいいからなんとかして埋めてこそ、という感覚をつけてあげたいものです。「少しでも点を取る」という考えをもって、時間のある限りは絵や図を書いたり、数をあてはめてみてどうにかして解こう、とする姿勢を育てるために、まず「埋める」ことに積極的になれる気持ちにして送り出してあげましょう。

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