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子どもたちのコロナうつを解消する勉強法はコレ!

新型コロナウィルスの影響で沢山ストレスをお感じになられていると思います。

世間で言われているコロナうつは大人だけの問題ではございません。今、自宅に閉じこもる不自然な生活と先行きが見通せない不安からうつ症状に苦しむ子供たちが激増しています。

また、この時期は元々、受験五月病といわれる受験生特有の症状が出やすいタイミングです。
実はコロナうつと受験五月病にはある共通点があります。この五月病がコロナ鬱で更に悪化してしまいます。受験生は新学期を迎えると「4月から頑張ろう!」と思って好きなことを我慢して皆さんギアをあげて勉強しがちですね。このこと自体はとても良いことです。が、やり方を間違えると受験五月病の引き金になります。さらに今年は新型コロナウイルスの影響で学校や塾にいけなくなったりしたので、外に行くことを我慢しながら自宅での勉強を頑張ったと思います。この我慢したり頑張ったりというのが短期間でしたら脳を刺激して機能をアップしてくれます。しかし、1ヵ月や2か月たち、脳が頑張り切れなくなると、そこで鬱症状が出てきてしまいます。

こうした状況を改善するためには、脳の疲労とストレスをリセットするために、次の3点が効果的です。

1. しっかり身体を動かす
2. 早寝早起きなど規則正しい生活を続ける事
3. 外出が出来なければ窓際で日光にあたる

こうした基本的な対処に加え、保護者の方が子供に勉強を教える時にちょっとした工夫を心がけることで、コロナ鬱と受験五月病の予防もしくは軽減ができます。

効果が大きいのは受験生が勉強するときに、よいことを思い出すきっかけになるよう勉強の中身をちょっとだけ工夫することです。具体的には算数や数学については、難解な問題に挑戦するよりも、簡単な問題を早く解く練習をした方が鬱症状の予防に有効だというデータがでています。鬱症状がでますと、ネガティブなことが頭の中でグルグルとめぐり、いつまでも落ち込んだ状態が続きますが、少し簡単な計算問題などを早く解こうとすると脳内で集中力が高まり、この悪循環を断ち切ることができます。 さらに国語や英語の場合、ハッピーエンドの物語文などポジティブな内容の文章を意識的に多めに取り組む方が鬱症状の予防や緩和に役立ちます。是非実践してみてください。

次回は「コロナうつ・5月病」を吹き飛ばす幸福ホルモンミックスジュースの作り方についてご説明いたします。

※本記事は「勝負メシ」に掲載の吉田たかよし先生動画より抜粋。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=210&v=EJSMxQecwCQ&feature=emb_logo

≪吉田たかよしprofile≫ 京都市出身。医学博士(東京大学大学院修了)。 受験を専門に扱う心療内科クリニック「本郷赤門前クリニック」院長。 学習カウンセリングのスペシャリストであり、 自身も灘中学受験を経て東京大学に合格した受験のスペシャリスト。
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