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本郷赤門前クリニック院長 吉田たかよしが教える勝負メシ #4

≪吉田たかよしprofile≫
京都市出身。医学博士(東京大学大学院修了)、学習カウンセリング協会理事長。
日本で初めて受験を専門に扱う心療内科クリニック「本郷赤門前クリニック」を開設し、
受験に悩む数々の親子を診続けてきた学習カウンセリングのスペシャリスト。
また、自身も灘中学・灘高校・東京大学工学部と進み、東京大学の大学院を修了後、
国家公務員試験(Ⅰ種)に合格するも辞退し、NHKアナウンサーとして就職。
その中で、「人間の脳機能」に興味を持ち、北里大学医学部に学士入学し、医師免許を取得。
その後、東大大学院・医学博士課程を修了し、現在に至るという受験のスペシャリスト。
 
◆受験に“勝つ”には白米より○○を食べよう!
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皆さん、こんにちは。本郷赤門前クリニック院長の吉田たかよしです。
以前、炭水化物が糖質になって、脳の栄養になるという話をしました。
炭水化物を摂れるものは、色々ありますが、
例えば朝食で人気が分かれる「ご飯」と「パン」。
どちらでも同じなんでしょうか?
もちろん、そんなことありませんよ!

GI値という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
これは、食物が体内で糖に変わって血糖値が上昇するスピードを計った値で、
純粋なブドウ糖を摂った場合の上昇率を100としたもの。

これが、フランスパンや食パンだと95。白米は88なんですね。

「糖質が脳の栄養になるんならパンの方が良いじゃないか!」
という話になるのかというと、これは大間違い!

脳の力を出すには、
“血糖値を安定的に維持する”ということがとても重要なんですが、
GI値が高い炭水化物ほど、
パッと血糖値が上がって、スルっと血糖値が下がってしまう。
この血糖値の乱高下が脳にとって良くないんです。

一方で、血糖値は、上昇が穏やかだと、
髙いまま維持しやすくて、下がりにくいんです。

そういったことから、パンよりGI値が低い“ご飯”の方が
脳の力を引き出すのに適していると言えるんです。

さらに!ご飯の中でも、白米より玄米の方が断然オススメです!
なぜなら、玄米のGI値は、白米の88に比べて55とかなり低い!
つまり、玄米の方が血糖値を望ましい水準のまま維持してくれるので、
脳の力を長い時間支えてくれると言えるんです。

これは何が違うかというと、炭水化物の精製しているかどうかなんです!
注目して欲しいのは“色”で、
玄米のように「茶色い炭水化物」の多くは精製されていないのが特徴。
小麦粉でいうと全粒粉も同じです。

私としては、勝負に勝つためには、
小麦粉、白米などの「白」をできるだけ「茶」に変えることをオススメします。

◆おかずは 肉? 魚? 勝ちを掴む三拍子!
じゃあ、おかずはどんなのが良いのか?
今回は「脂質」に注目です!

脂質や脂肪という言葉には、身体によくないイメージがあると思いますが、
脳の60%は脂質でできています。

なので、脂質を摂らなければ脳は形作られませんので、
絶対に必要なものなんです。

要は摂取する脂質の内容が重要で、
頭を良くするのは、「不飽和脂肪酸」をたくさん摂り、
「飽和脂肪酸」の量を少なくする食事。

不飽和脂肪酸の中でも、特にオススメしたいのが「オメガ3系脂肪酸」です。
「オメガ3系脂肪酸」には、有名なDHAやEPAなどがあります。
これは、主に魚に含まれていて、脳の神経細胞を守る働きをしてくれます。

そしてもう一つ必要なのが、「オメガ6系脂肪酸」です。
これには、リノール酸やアラキドン酸などがあり、
コーン油や紅花油、大豆油など植物油に幅広く含まれています。

しかし、「オメガ6脂肪酸」は取り扱い要注意!
過剰に摂りすぎると脳の機能に望ましくないことを示唆する研究報告が、
いくつか発表されているんです。
それなのに、なぜおススメなのかというと、
「オメガ6系脂肪酸」の中でも「アラキドン酸」が
頭を良くするために必要なものだからなんです。

近年、「アラキドン酸」が、
脳のシナプスの機能に重要な役割を果たしていることが分かってきて、
特に記憶力や集中力に関する神経細胞を活性化させる働きが期待されています。
そんなアラキドン酸は動物の肉の“赤身”部分に多く含まれています。
牛肉でも豚肉でも同じです。

とは言え、「オメガ6系脂肪酸」を多く摂りすぎるのは良くない、
ということもある状況の中で私が推奨するのは、
「魚・魚・肉」という三拍子のローテーション!

魚が2、肉が1の割合が頭を良くする脂質の最高の摂り方です!

◆勝つ力をつけるために、あえて叱ろう
そうそう、「魚・魚・肉」の三拍子で思い出しましたが、
最後に、受験に勝つために、お母さんとお父さんに覚えておいて欲しい、
今度は四拍子があるのでご紹介します。

快感神経を刺激して脳を活性化させるためには、
とにかく「褒める」ことが良いという風に言われてますが、
実は、私がクリニックで診ていると、
「褒めすぎの弊害」というものが、問題として大きいように思います。

心療内科の医者として言うと、今は褒めることに偏りすぎてて、
子供がそれでストレス耐性なんかを低下させているんです。
受験に勝つためには、ストレス耐性をつけることもかなり大切ですので、
褒めることより、叱ることの方がより重要なんです。

褒めると叱るの良いバランスは、科学的に色んなデータが出ていまして、
『3褒めて1叱る』くらいが一番良いんです。

1叱るって言うのができてない家庭が、いますごく多いんですよ。

じゃあ、どうすればうまくできるのかですけれど、
「褒めようと思うときに、叱ることを探す」とうまくいきます。

最初から叱ると、いまのお子さんは耳をふさいでしまいますので、
まず、褒める。その後、叱る。そして、2度褒める…
みたいな4拍子ができると最高ですね。

例えば、テストで良い点を取ってきた時に、
『よく頑張った。これはいい点数だね』って言って褒める。
次に、『でも、ここのところはダメだったよね』って叱る。
そんな感じで、大事なのは褒めることと叱ることを
両方まとめて一緒にやっちゃうことです。

叱ることは、生活態度のことでも良いです。
実は、生活態度と受験は表裏一体。
受験はストレスとの戦いでもあるので、
きちんとした生活がちゃんとできていないと、
いくら頭が良くても試験のストレスに勝てないんです。

ストレスに負けて途中で投げ出してしまったり、
あるいは精神状態がおかしくなったりっていったことがよく起こっているんです。

なので、恐れずにお子さんのことを、しっかり叱って下さい。
それが、お子さんの受験をサポートするということにも繋がります!

≪今回のまとめ≫
●受験に勝つためにはパンよりご飯!
ご飯の中でも白米より玄米の方が脳の力を長い時間支えてくれる!
●魚と肉は2:1の割合で!
魚に多く含まれるDHAやEPAといった「オメガ3系脂肪酸」が、
脳の神経細胞を守り、
赤身肉に含まれる「アラキドン酸」が、
記憶力や集中力に関する神経細胞を活性化させることが期待できる。
●受験に勝つストレス耐性をつけるためには、褒めることより叱ることが重要!
科学的には『3褒めて1叱る』がベスト!
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