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日本にあるもう一つの言葉

甲南中学校 社会科の山岡晃先生に教えていただきました。
日本にあるもう一つの言葉とは……?
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ふだん、みなさんはだれかと話をするとき、日本語を使いますよね。
中には、小学校の授業で習っている英語で外国人と話ができるという人もいるでしょうが、友達や家族と話をするときは、日本語を使いますよね。日本で生まれて育った人にとって、日本語を話すことは、ごく当たり前のことです。

でも、日本には、昔から日本語とは別の言葉があることを知っていますか。

小学校6年生では、社会で日本の歴史を学習します。
その社会の教科書に、「蝦夷地とよばれていた北海道では、アイヌの人たちが、狩りや漁を行いながら生活していました。」という説明があります。もともと、アイヌの人たちは、北海道を中心に樺太や千島列島、そして本州の東北地方まで広い範囲に暮らしていた人たちです。

そして、このアイヌの人たちの言葉が、アイヌ語です。アイヌ語は日本語と全く異なる言葉です。ちなみに、アイヌ語でアイヌとは「人間」という意味になるそうです。

アイヌ語の中には、日本語になっている言葉もいくつかあります。ラッコ、トナカイ、シシャモは、もともとはアイヌ語です。

また、北海道の地名ですが、例えば、「札幌」、「苫小牧」、「屈斜路湖」、「稚内」、みなさん、読めますでしょうか。

答えは、「サッポロ」、「トマコマイ」、「クッシャロコ」、「ワッカナイ」です。
これらの地名は漢字自体もむずかしいし、読みにくいですが、北海道の地名の約80パーセントは、アイヌ語に由来します。そのアイヌ語の地名に日本語の漢字をあてはめたので、読みにくいのは当たり前ですよね。

ちなみに、今、アイヌ語を話せるアイヌの人たちは、ものすごく少なくなっています。でも、アイヌの人たちは歴史の中の人たちではなく、現在も日本で暮らしている人たちです。そして、アイヌの人たちは、アイヌ語をこれから先の時代に残すための努力をしています。北海道には、アイヌ語やアイヌの文化に触れることができる施設がいくつかあります。最近では、インターネット上にアイヌ語を解説した動画もあります。

外国の言葉や文化に触れることも大切ですが、まずは、日本の中にあるもう一つの言葉、文化に触れてみてはどうでしょうか。

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