タブレット類は親が完全管理する
スマホは便利ですね。人物や固有名詞などネット検索したらすぐですし、子どもと一緒に調べるのも楽しいです。ですが、友達からのSNS連絡、動画サイト、ゲーム・・・受験勉強をする子どもたちにとっては悪魔の誘惑です。
息子たちの頃はガラケーだったんですが、娘だけは中1くらいからスマホが出てきました。やっぱり今は流行のSNSツールがいいといってますが、10年もたったらもうなくなっている、もっと発達したものになっているかもしれないものですよね。
うちでは、そんないずれなくなるかもしれない、他のものにとってかわるものにかける時間がもったいないでしょう、と娘と話して、家に帰ったらすぐに電源を切ってカバンに入れることにしていました。そして、スマホで調べたいとかちょっと音楽が聴きたいというときにはママの携帯でしようね、ということにしてました。私の携帯には娘の友達からのSNS通知は入りませんから。
スマホはこわいんです。どうしてかというと時間が取られるからです。
私もちょっと明日の天気みようかなと思ってニュースサイトを見たりするんです。そうすると芸能ニュースで誰々が結婚したというのをえーって見たりして。自分には全然関係のない人なのに。
そうやってなんやかんやで、すぐ時間がたって10分くらい寝るのが遅くなってしまうんです。
そういう所がこわいので、スマホに関しては小学生は断固として持たせない方がいいと思います。もちろん塾とかに通うときに連絡に使うのはあることですが。
態度として親が断固としていないといけません。そのくらいしないとこわいと思いますね。
親が完璧に管理しないと、子どもは親がいないときに際限なく見てしまいますから。
上の子どもたちのころはガラケーでしたけどメールが来たりしますから、集めて、お弁当の巾着袋に入れて私の車のトランクに入れていました。子どもはトランクまで取りにいきませんから。断固とした態度でそのくらいしたほうがいいと思います。
編集後記
講演会後には、学校でもスマホのこわさを教えるべきとおっしゃっていました。SNSで個人情報を特定されるような事件など、実際に起きていることを教えなければ、とのことでした。一方、近年の佐藤家のSNSでは、「娘の運動会の話題とかは写真送っても既読スルーなのに、全国模試の結果は一瞬で、お兄ちゃんたちからなんで国語がこんななんだ!と突っ込みが入るんですよ」と楽しいご家族の様子がうかがえました。