皆さん、こんにちは。本郷赤門前クリニック院長の吉田たかよしです。
バレンタインが近くなってきたので、今回はチョコレートの話をしましょう。
実は、チョコレートはスゴイパワーを秘めてるんじゃないかと、医学界ですごく注目されているんです。
というのが、2012年に、世界でもっとも権威ある医学雑誌で、「国民のチョコレートの消費量が多くなるほどノーベル賞受賞者が増える可能性がある」という研究が発表されたんです!
そんなバカな!と思われるかもしれませんが、あながち間違えてはいないんじゃないかと私は思います。
なぜなら、チョコレートには脳に対して一風変わった効果を及ぼす成分が含まれているからなんです。
脳を刺激して覚醒度を上げて、脳が活性化する成分というと、代表的なものに、お茶やコーヒーに含まれる「カフェイン」があります。
こういった成分は、「脳を緊張させることで脳を活性化させる」のですが、チョコレートに含まれる成分「テオブロミン」には、「脳を活性化させるけれど、神経を落ち着かせる効果」という、専門的にはちょっと矛盾する働きがあるんです。
これが柔軟な思考力を生み出すベースになっていると考えられているんです。
カフェインには、勉強をはかどらせる一方で、受験のストレスを余計に高めてしまうリスクがあるんですが、
テオブロミンには、そういったリスクがなく、逆にストレスを緩和しながら、集中力と記憶力、そして思考力を向上させてくれる、ということです。
また、チョコレートに含まれるポリフェノールが記憶力を高める作用を持っていることも解明されています。ですから、チョコレートは受験生にぴったりの食べ物なんです!
ただ、少量ではありますが、チョコレートにもカフェインは含まれていますので、ぐっすり眠るために、夜のおやつにするのは控えましょう。
また、日中も摂り過ぎると逆効果になるので、1日あたり、大学受験なら板チョコ1枚、中学受験の小学生なら板チョコ半分くらいまでにしてください。
効果があるチョコは… ビター?ミルク?
大人の味のビターチョコレートと甘いミルクチョコレート、どちらの方が良いのかと考えたとき、「そりゃ、チョコレートの成分が濃いビターチョコレートの方が良いんじゃない?」と、思うかもしれませんが、一概にそうとは言えません!
ビターチョコレートの方が成分が濃いのは確かなんですが、ミルクチョコレートに含まれる「牛乳」が無視できない存在で、チョコレートとノーベル賞の関係が論文で発表された翌年、「国民一人当たりの牛乳消費量が多いほどノーベル賞受賞者が多い」という論文が発表されたんです。
しかも、その関連の強さはチョコレートと同等とのこと。
牛乳には、脳の働きに関わる「グルタチオン」と呼ばれる成分を増やし、脳内の酸化を防いだり、ダメージを与える物質から守るといったさまざまな効果が確認されています。
なので、「チョコレートの成分が脳に良いから!」と言って、無理してビターチョコレートを食べる必要はありません。
ビターチョコレートとミルクチョコレート、どっちも脳に良いんです!
お子さんの好みに合わせて食べさせてあげて下さい。
ビターチョコレートの方が成分が濃いのは確かなんですが、ミルクチョコレートに含まれる「牛乳」が無視できない存在で、チョコレートとノーベル賞の関係が論文で発表された翌年、「国民一人当たりの牛乳消費量が多いほどノーベル賞受賞者が多い」という論文が発表されたんです。
しかも、その関連の強さはチョコレートと同等とのこと。
牛乳には、脳の働きに関わる「グルタチオン」と呼ばれる成分を増やし、脳内の酸化を防いだり、ダメージを与える物質から守るといったさまざまな効果が確認されています。
なので、「チョコレートの成分が脳に良いから!」と言って、無理してビターチョコレートを食べる必要はありません。
ビターチョコレートとミルクチョコレート、どっちも脳に良いんです!
お子さんの好みに合わせて食べさせてあげて下さい。
笑顔で脳が活性化! デュシェンヌ・スマイル
美味しいチョコレートを食べると笑顔になりますよね?
そんな笑顔の中でも注目されているのが、本物の笑顔と言われる「デュシェンヌ・スマイル」です。
どういったものかと言うと、
①「口角を上げる」
②「目尻にシワを作る」
という2つの条件を満たした笑顔のことです。
フランスの神経内科医・デュシェンヌが発見したため、この名が付きました。
実は、この笑顔が、実験によって、「表情を作るだけで脳が前向きな状態に変化し、やる気も出やすくなる」ことが、判明したんです。
楽しいから笑顔になるだけじゃなく、ウソの作り笑顔でも、本当に楽しい前向きな感情が脳で生み出されるということです。
そのため、うつ病予防などのメンタル面の健康を守る
心理トレーニングにも応用されているんですが、
受験においても、これを活用しない手はないですよね!
ぜひ、お子さんと一緒に鏡に向かって、
口角を上げ、目尻にシワを作る練習をしてみて下さい。
親子そろって前向きな気持ちになって、合格を勝ち取りましょう。
そんな笑顔の中でも注目されているのが、本物の笑顔と言われる「デュシェンヌ・スマイル」です。
どういったものかと言うと、
①「口角を上げる」
②「目尻にシワを作る」
という2つの条件を満たした笑顔のことです。
フランスの神経内科医・デュシェンヌが発見したため、この名が付きました。
実は、この笑顔が、実験によって、「表情を作るだけで脳が前向きな状態に変化し、やる気も出やすくなる」ことが、判明したんです。
楽しいから笑顔になるだけじゃなく、ウソの作り笑顔でも、本当に楽しい前向きな感情が脳で生み出されるということです。
そのため、うつ病予防などのメンタル面の健康を守る
心理トレーニングにも応用されているんですが、
受験においても、これを活用しない手はないですよね!
ぜひ、お子さんと一緒に鏡に向かって、
口角を上げ、目尻にシワを作る練習をしてみて下さい。
親子そろって前向きな気持ちになって、合格を勝ち取りましょう。
≪今回のまとめ≫
●チョコレートは受験生にぴったりのおやつ!
⇒チョコレートにに含まれる成分「テオブロミン」には、
「脳を活性化させるけれど、神経を落ち着かせる効果」があり、
ストレスを緩和しながら、集中力と記憶力、そして思考力を向上させてくれる。
また、「ポリフェノール」にも記憶力を高める作用を持っているのでWの効果!
※ただ、少量だがカフェインも含まれているので、夜は控えめに。
1日あたりの量は、
大学受験なら板チョコ1枚、
中学受験の小学生なら板チョコ半分くらいがオススメ。
●チョコの種類はビターでもミルクでもOK!
●やる気を出すなら「デュシェンヌ・スマイル」
①「口角を上げる」
②「目尻にシワを作る」
という2つの条件を満たした笑顔「デュシェンヌ・スマイル」は、
作り笑いでも、
「表情を作るだけで脳が前向きな状態に変化し、やる気も出やすくなる」表情。
進学教室浜学園