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「私立中学校~ここが自慢!」⑰大谷中学校(京都)

常にたゆまず進化を続ける伝統校

本校は明治8年創立、昨年145周年を迎えた伝統校。学校理念の「樹心」は、親鸞聖人の言葉からとられている。


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現代人に解りやすく言えば、「自分が生まれた意義と生きる喜びを味わいつつ、自他のために精一杯生き切る人となるぞ、と心に誓う」、それが「樹心(=心を樹てる)」ということだ。安心できる大谷という「時間・空間」で人間として成長し続けること。それを本校では近年シンプルに「人と成る(TO BE HUMAN)」と言い表して学校のスローガンとしている。

そして、この学びの場を支えているのが独自の教育システムだ。 中高6年一貫のバタビアコースは国公立大を目指すマスター(中学はJr)クラスと難関私大を目指すコア(中学はJr)クラスに分かれ、高校からは模擬国連の取り組みなどを通して国際人を目指す「グローバルクラス」、指定校推薦・協定校推薦などを活用しながら進学を目指す「インテグラルコース」が加わる。



中学1・2年のコアJrクラスでは基礎を身につけるため、英数国の授業で、担任が一緒に授業に参加し、生徒たちの学習状況を確認し、担任主導の小テストなどを別途実施する。一緒に担任が授業を受けることで生徒たちとの距離が縮まり、より安心して過ごすことができる学習環境となる。これは「バタビアシステム」と呼ばれる教育システムだ。本校はアメリカのニューヨーク州バタビア市での実践例を参考にしたこの画期的な教授法を1960年から導入している。

また、今年度の新たな取組みとして、中1の英語で5ROUND制を行っている。これは赤ちゃんが言語の習得を行う順序を意識しながら、繰り返し学習することで定着を図る方法。また、総合学習ではENAGEEDという、次世代キャリア教育を実践している。正解のない問いへ挑戦する、自分の考え・感情を表現する、生き方・進路を考え抜く、ということを目標とする。

学校行事もユニークだ。中学の学園祭に当たるものとして演劇コンクールを行う。総合芸術のこの取り組みからクラスの人間関係を育む。 さらに、高校の学園祭では、外部の来場者を招いてのクラスごとの催し物を行う。来場者は例年4000名を超える京都でも最大クラスのイベントとなっている。 こうした行事を通じて、生徒は学友や教員さらに学外の人々とも活発に交流し、豊かなコミュニケーション能力を身に着けてゆく。



アクセスはJR・京阪本線「東福寺」駅から徒歩5分の京都・大阪・滋賀・奈良など近畿圏から通いやすい好立地。

2020年度4月に完成した智身館は、関西最大クラスのアリーナや柔道場、トレーニングルームなどに加え、講堂(樹心閣)を備える。さらにグラウンドの人工芝化が進行中。 府内でも指折りの伝統校でありながら、常に新しいことを取り入れつつ進化しているのが大谷中学校だ。


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