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卒塾生インタビュー 〜灘中の学校生活について  “勉強”とは過去を学ぶこと、“学問”とは未来を創ること。〜

浜学園の卒塾生に、中学受験の勉強方法や、中学、高校生活について聞く「卒塾生インタビュー」。今回は、現在灘中学校2年生、2019年灘校に入学されたKさんにお話しを伺いました。 

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【“勉強”とは過去を学ぶこと、“学問”とは未来を創ること。】
-灘校を選んだ理由を教えてください
小学校4年生の時に、“自分は、公立の中学校に合わないのではないか”と思って両親に相談し、私立中学の受験をするために浜学園に入りました。
最終的に灘校に決めたのは、文化祭に行った時の印象です。学校の雰囲気を感じたり、在校生に話しかけてみたりして、自分と水が合いそうだと感じました。
受験生の多くは志望校を決める時に、成績や自宅からの通いやすさを重要視しますが、僕は、実際に校風を知って決めるほうが、後々の学校生活が幸せに送れると思います。
 
—実際に塾に通ってみて、どうでしたか?
僕はそれまで、学校のテストではほとんど満点をとっていました。でも塾のテストを受けてみると、なんと10点しかとれなくて。「分からないことがある」状況にやりがいを感じ、燃えましたね。くもんの教材で高校の内容まで先取りしている子もいて、「上には上がいる」と気付けたのも塾や受験のおかげでした。
学校では、勉強に力を入れていると「ガリ勉」と言われてからかわれることもあると聞きます。でも、塾ならみんなが同じ方向を向いて頑張っている。知的好奇心も刺激される。僕にはそれが合っていました。
 
-学校生活について教えてください
入学当初は、どの授業も難しいと感じていましたが、ユニークな先生が多く、小噺やご自身のエピソードをいれてくれたりして、どんどん授業が楽しくなってきました。
 
部活動は、生物研究部とバレー部を兼部しています。灘校は、校則がないことで知られていますが、部活動の厳格な決まりなどもありません。かなり自由なので、8部兼部している先輩もいます。
世間的には、制服も校則もなく自由な校風といわれていますが、僕の受ける印象では、校則がなくても、生徒が一定の枠におさまっている感じ。自由というより、自主性、自律性が高いと思っています。
 
-灘校に入って良かったことは?
様々な校友との出会いです。
いわゆる“地頭”が爆裂している人が多く、トークセンスが最高! プロの漫才師?という人もいます。こういう繋がりができることは財産だと思っています。
僕の夢は、今の年金制度など社会不安を解消するために、日本の方向性を変えること。なのですが、まわりの友達も夢に向かって、どんな道に進んでいくのか楽しみです。
 
-中学受験を目指している人へのアドバイスをお願いします
本を読むことをおすすめします。国語の読解力はどの教科でも必要です。
僕は、一番多く読んでいた時で1日3冊。読むうちに我流で速読もできるようになりました。
速読の方法は、難しい単語があっても一旦は読み飛ばしていくこと。 重要な単語は、あとで説明される場合が多いので、絵の周りや特徴的なところをピックアップして読んでいくことで、3倍速くらいで読めるようになりました。 小6の時には、学校の図書館で、10分の休み時間に1冊読んですぐ返却、ということもしていました。
ジャンルは色々で、小説から、生物、化学、物理の専門書、 理科も沢山の本を読むことで知識を得ることができました。
また、あまり成績を気にしないこと。気にしたら負けです。
浜学園は、テストが多く成績によるクラス替えが頻繁にあります。 その繰り返しで、本番に対する緊張感を養えたのですが、結果に一喜一憂していると疲れてくると思います。 僕は、クラスが上がると授業内容のレベルが上がり、どんどん面白くなっていくと同時に、時分もその授業についていこうという気持ちがモチベーションになっていました。
アドバイスではないのですが、母が、勉強する環境を整えてくれていたこともポイントでした。公開学力テストだけでなく復習テストの管理表をつけてくれたり、復テのお直しボックスや、筆記用具の整理をしてくれたり。受験の前は、妹と二人で、間違った問題を切り貼りしたノートも作ってくれました。限られた時間内でいかに勉強をこなしていくかというサポートがあったので、宿題がまわらなくて困ったという記憶はありません。
 
-受験とは? 
正直、受験直前は、膨大な知識の詰め込みをするので、“学び”の目的を見失いそうになる時がありました。 今、受験期を振り返って、勉強と学問は違うと感じています。
受験は“勉強”すること。 勉強とは、時間と戦い、テクニックを身に着け、過去の知識を習得すること。 “学問”とは、時間よりも過程を重んじ、未来を見つめ、まだ見つかっていない事柄を探求することだと思っています。


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