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本郷赤門前クリニック院長 吉田たかよしが教える勝負メシ #2

≪吉田たかよしprofile≫
京都市出身。医学博士(東京大学大学院修了)、学習カウンセリング協会理事長。

日本で始めて受験を専門に扱う心療内科クリニック「本郷赤門前クリニック」を開設し、受験に悩む数々の親子を診続けてきた学習カウンセリングのスペシャリスト。

また、自身も灘中学・灘高校・東京大学工学部と進み、東京大学の大学院を修了後、国家公務員試験(Ⅰ種)に合格するも辞退し、NHKアナウンサーとして就職。
その中で、「人間の脳機能」に興味を持ち、北里大学医学部に学士入学し、医師免許を取得。
その後、東大大学院・医学博士課程を修了し、現在に至るという受験のスペシャリスト。

◆吉田たかよしが推奨 №1「勝負メシ」とは!?
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皆さん、こんにちは。本郷赤門前クリニック院長の吉田たかよしです。

私のクリニックは、東京大学の赤門の真正面にあるんですが、この東京大学の近くには、“あるメニュー”を出す店がいっぱい集まっていて、しかも、そこに東大生が押しかけているんです!

このメニューが、合格を勝ち取るため、脳に大変良いのではないかと考えて栄養成分の効果なんかを研究しました。
その№1勝負メシとも言えるのが・・・カレーです!
私自身、大好きなんですけど、東京大学の周りはカレー店だらけ。これは私の仮説なんですが、受験勉強なんかで効率的に頭を働かせることができる人は、カレーの成分を本能的に求めていて、その結果カレー好きになる。カレー好きになるから、カレーの有効成分をたくさん摂取して、それで頭を効率よく回転させている。そんなことが言えるんじゃないかと思って色々調べたら、カレーのスパイスには脳の機能に役立つ栄養素がたくさん含まれていることが分かりました。

カレーは…頭が良くなる栄養素だらけ!
カレーのスパイスに含まれる中で、特に重要なのがターメリックに含まれるクルクミンです。これには脳の中の酸化を防いでくれ、また、脳のお掃除係になってくれるんです。

「インドアメリカ研究」というインド人とアメリカ人の様々な病気の発病率について比較をする研究がたくさん行われているんですが、そこで大きな格差が出たのがアルツハイマー病。
高齢者のアルツハイマー病の発病率が、インド1:アメリカ4だったんです!

そこで、「何でインド人は脳に問題が起きないのか?」ということを突き詰めて分析が行われた結果、その要因はカレーであることが判明しました。そしてカレーは、お年寄りのアルツハイマー病予防だけではなくて、お子さんの脳にももちろんプラスになるんです。

ターメリックの次に重要なのがコリアンダー。それには、アピゲニンという成分が入っているんですが、これが、脳の神経細胞のネットワークを作り上げる助けをしてくれます。そして、勉強したことを効率よく脳に保存していくのに役立つ働きがあるんです。

次に、ブラックペッパーに入っているピペリンという成分。これには、脳の中でセロトニンを増やしてくれるという効果が分かってきたんです。受験では、ストレスに負けないためストレス耐性を上げていくということが重要なんですが、このセロトニンを増やすとストレス耐性を高める効果が期待できるんです。

それから、タイムというスパイスもカレーに入っている場合が多いんですが、これには、心を前向きにする作用があります。“後ろ向きな気持ちと戦う”ということが、合格を勝ち取るためにとても重要なんですが、それを手助けしてくれる重要な成分が含まれているんです。

ここまで話すと、「だったら、その成分だけ摂れば良いんじゃないか?」と思われるかもしれませんが、実は、単独で摂るよりも、カレーとしてまとめて食べた方が効率よく脳に働くということも分かっているんです。
漢方薬って色んな生薬が入ってますよね? あれは、多くの生薬を混ぜることで上手に副作用を緩和しながら、成分を単体で摂るよりも作用を大きくしているんですが、カレーにも同じことが言えるんです。例えば、コリアンダーに含まれるアピゲニンは肝臓に負担がかかる副作用もあるんですが、ターメリックに含まれるクルクミンと一緒に摂ることで、その副作用を軽減してくれます。

有効成分がどういうものなのかということを理解するのは重要ですが、それを単独で摂るのではなくて、カレーとしてお子さんに食べさせてあげるというのが、合格を勝ち取る上でとても重要なんですよ!

吉田たかよしオススメ!  ? カレーと ? カレー
1つだけ注意点があります。カレーが脳に良いのは辛いから良いんだ、辛味で脳が刺激されるんだ、と誤解をされている方が多いんですが、それは間違いです。
辛いのが苦手な小さいお子さんに無理に辛いカレーを食べさせる必要は全くありません!辛い成分「カプサイシン」が脳の学習能力を高めているというわけではないですし、辛い食事はストレスになって脳への悪影響にもなりますので、お子さんには甘口カレーを食べさせてあげて下さい!

ここで、私の推奨する食べ方をご紹介します。
市販のレトルトカレーを1袋用意して下さい。そこにターメリック大さじ2杯を苦味がとれるまで加熱して加えます。
これだけで、クルクミンの量が増えますので、市販のカレーが受験にとって良い効果をもらたす「勝負メシ」に変身してくれます!
(もちろん、ご家庭で作ったカレーにターメリック大さじ2杯を入れても同じです!)

そして、良く患者さんから「何カレーが良いんでしょう?」と質問されるんですが、2つオススメしたいトッピングがあります!

1つは、豆カレー!
どんな豆でも良いんですが、豆には、ホスファチジルコリンという記憶力を高めてくれる効果がある成分が入っているんです。

もう1つは、フィッシュカレー!
魚には、オメガ3系脂肪酸というストレスに打ち勝つ成分が含まれています。

これらが、カレーのスパイスの作用と相まって、さらに「脳に良い」食べ方になるんです。私が「勝負メシ」№1に推奨するカレーで、ぜひ合格を勝ち取って下さい!

≪今回のまとめ≫
●吉田たかよしが推奨する№1「勝負メシ」はカレー!
 カレーのスパイスに含まれる栄養成分は“脳に良い”効果がいっぱい!

●市販のレトルトカレー1袋に、加熱したターメリックを大さじ2杯入れるだけで、
 市販のカレーが合格を勝ち取る「勝負メシ」に大変身!

●吉田たかよしオススメのトッピングは、
 記憶力を高める効果が期待できる「豆」と、ストレスに打ち勝つ効果が期待できる「魚」。


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