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日本の基本情報を知ろう!(2)

四季についてくわしく知りたい!①
 春は、花がさいたり、冬眠していた動物が起き出したりする季節だよ! 冬の冷たい季節風ふがやんで、気温が上がっていくんだ。南から北、低い土地から高い土地に向かって暖かくなっていくよ。

 春から夏になる頃、6月から7月の間くらいには、梅雨という雨の多い時期があるんだ。これはちょうど日本の上空で、冷たい空気と暖かい空気がぶつかり合うから。このとき生まれる梅雨前線が、たくさんの雨を降らせるんだって。

 夏は日本中が暑くなるけれど、雨の降る地域と、晴れる地域に分かれるよ。夏の季節風は、海( 太平洋)から蒸発した水分をたっぷり吸収して、太平洋側で雨を降らせるんだ。雨を降らせた風はかわいているから、日本海側はカラッとした天気が続くんだね。夏は暑いから、海やすずしい高地に旅行する人も多いよ。


四季についてくわしく知りたい!②
 夏から秋にかけて気をつけたいのは台風だ。日本に近づいたり、上陸したりすると、強い風や雨で大きな被害が出ることもある。

 秋になると、暖かい風がやんで、冷たい風がふくようになり、気温がだんだんと下がってくるな。春とは逆に、北から南、高い土地から低い土地に向かって変化が訪れる。暑い夏に比べれば過ごしやすいし、春に植えた植物は、この時期に収穫できるものも多い。「実りの季節」と呼ばれることもあるようだ。

 冬には、夏とは逆にユーラシア大陸側から季節風がふいてくる。この風が日本海から水分を吸収するため、日本海側の地域は雨が多くなる。夏とは異なる冷たい季節風だから、雨が雪になることも珍しくない。大雪が積もり、雪をどけるのが大変な地域も多いのだ。


悪いものをはらう!季節の節目「五節句」って何だろう?
五節句 とは?
 季節の節目に「健康」「家族の発展」「豊作」を祈りながら、季節の草花をかざったり、旬の食べ物を食べたりする行事のこと。奈良時代に中国からやってきた風習で、江戸時代に代表的な5つの節目を、「五節句」と決めたんだって。
 今はお祝いやイベントとして楽しまれることが多いんだ。

◇1/7人日の節句(七草の節句)
 「春の七草」(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ(カブ)、スズシロ( 大根))を入れた七草がゆを食べ、健康を祈る日です。
 中国では1 年の運勢を占う日でもありました。

◇3/3上巳の節句(桃の節句)
 別名はひな祭り。女の子の幸せを祈り、厄よけの意味をこめて、ひな人形をかざります。
 桃の花をそなえたり、ひしもち、白酒、ハマグリ、エビやレンコンを入れたちらし寿司などを縁起物として食べることも。

◇5/5端午の節句(こどもの日)
 男の子の成長を祈る日。かつては、縁起が悪い月だと考えられていた5 月を無事に過ごすために、ちまきや菖蒲をひたしたお酒で厄よけをする日でした。
 兜やこいのぼりをかざり、菖蒲湯に入ります。

◇7/7七夕の節句(七夕)
 習字や裁縫の上達を祈る紙を竹ざおにつるす中国の行事が、現在の短冊を笹につるす風習へと変化しました。そうめんを食べると厄よけになるとされます。
 織姫と彦星の物語は、中国と日本の伝説が合体したもの。

◇9/9重陽の節句(菊の節句)
 菊の花をかざったり、お酒に菊の香りを移した菊酒を飲んだりして、長生きできるよう祈る行事です。農民たちは「栗の節句」と呼び収穫を祝っていたそう。
 昔は盛大な行事でしたが、今はあまり有名ではありません。

※一部表現を変更して転載している場合もございます。
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