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6回目の生物大量絶滅がすぐそこに・・・

執筆:北海道札幌市 北嶺中・高等学校 理科教諭 渕本淳雅

北嶺中・高等学校では夏休みを利用し、2週間のニュージーランド語学研修・ホームステイを実施します。真夏の日本を脱出し、真逆の季節となるオークランドでの夏休みは快適そのものです(冬でも平均気温10℃超え)。

ところで、その地で最も有名な動物の1つである「キーウィ」という鳥を皆さんはご存じでしょうか?日本でもおなじみとなった「キウイフルーツ」の語源にもなっています。
キーウィは隔離されたオセアニアで独自の進化を遂げた、夜行性の目立った羽を持たない飛べない鳥です。天敵がいなかったことから、誕生後に生息数を増やし、1000万羽の生息が確認されたこともありました。ニワトリ大に成長しますが、人々を魅了する愛くるしい独特の丸いフォルムに思わず癒されてしまいます。
しかし、このキーウィは「絶滅危惧種」に指定された生物。さまざまな外来生物の侵入、人類による開発の影響を受け、3万羽まで減少しました。

過去、地球は5回の生物大量絶滅を経験しました。スーパープルーム(大規模な火山噴火)によるペルム紀、小惑星衝突による白亜紀(恐竜・アンモナイトの絶滅)の大量絶滅は有名です。
そして今、キーウィをはじめとしたさまざまな生物に6回目の大量絶滅が襲いかかっています。過去の絶滅との違い・・・。それは、「ホモサピエンス(人間)」によるものか否かです。最近、話題となっている海洋プラスチック、地球温暖化などの問題について、人類の行動が人類をも絶滅に追いやることをグローバルレベルで考えることが急務とされています。北嶺の授業でもこのようなテーマについて学習しますが、改めてこのようなことを考えた2週間のオークランド滞在となりました。

中学受験でも環境問題や生物多様性は頻出事項となっています。地球や生物のために、小学生でもできることはたくさんあります。ぜひ、ご家庭でこのことについて語り合う時間を持ってみてはいかがでしょうか。
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