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お盆はどんな行事?

ジリジリと照りつける太陽の光、にぎやかなセミの鳴き声。暑い夏がやってきました。
待ちに待った夏休みを、皆さんは勉強や遊びなど、夏だからこそ出来るさまざまな体験をして楽しんでいるのではないでしょうか。

お盆休みの期間には、ご家族みんなでお墓参りに行く人も多いと思います。
今日は、お盆について色々なことを学びましょう。
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お盆とは
お盆とは、亡くなった先祖の霊を家に迎えて供養する行事です。地方によって異なりますが、7月または8月の15日前後に行われます。現在では、地方に関わらずお盆休みは8月半ばにあることが多いですね。
では、お盆はなぜ始まったのでしょうか。さまざまな説がありますが、昔、中国にいた不思議な力を持ったお坊さんである目連のお話が有名です。

ある日、亡くなったお母さんの様子を目連が不思議な力を使って見ていると、お母さんが地獄で苦しんでいることが分かりました。そこでお釈迦様に相談すると、7月15日(現在の8月15日)にお供え物をして祈ればよいと教えられます。言われたとおりにするとお母さんは無事に極楽へ行くことが出来ました。
このお話が伝わり、いつしか現在のお盆になっていったという説です。

さまざまな風習
では、ご先祖様をお迎えするために、お盆にはどのようなことをするのでしょうか。
全国で色々な風習がありますが、ここではその一部を紹介してみましょう。

●迎え盆
ご先祖様をお迎えするために準備をします。
昔から「迎えは早く、帰りは遅く」といわれていることから午前中にお墓参りをし、夕方には迷わずに帰ってこられるように迎え火をたいて準備をします。道を明るく照らすために、この他にも灯篭や提灯に火を灯します。

●五供
ご先祖様をお迎えするときにに準備をする5つのおもてなしのことです。
香(線香の香りで落ち着いてもらう)、明かり、花(喜んでもらう)、水(心が洗われる)、食べ物をお供えします。
●精霊馬(精霊牛)
皆さんはお盆の際にきゅうりやなすで作る動物を見たことがあるでしょうか。きゅうりは馬を、なすは牛を表しています。ご先祖様が帰ってくるときに馬に乗って早く帰ってこられるように、帰りは牛に乗ってゆっくり帰れるようにという意味があると伝えられています。
お迎えをするときは家の中、送り出すときは家の外に向けて飾ります。

全国のお祭り
先祖の霊をなぐさめるために始まったといわれる盆踊りや、灯籠流しなどさまざまな祭りが全国で行われます。京都の五山の送り火や、徳島の阿波踊り、長崎の精霊祭などが有名ですね。

このように、日本の年中行事にはさまざまな由来や意味があります。
この他にも気になることがあればぜひ調べてみましょう。知りたいという気持ちが大きな成長につながっていきます。

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