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宿題で手一杯な子ども。有効的な勉強時間の使い方とは?

今現在、特訓講義を受けさせていますが、苦手な分野になると宿題をするのが精一杯です。
見ていると、解くスピードも遅く、復習テストの勉強にあてる時間がほとんどとれていません。
そのため、復習テストはいつも平均点を下回っている状態です。
他のお友達は、どのように時間をうまく使っておられるのでしょうか。 相談者:浜学園の小3生の保護者の方

この類の質問は本当に多いですね。
まず第一に、難易度の高い問題を、子どもひとりの力ですらすら解けることはめったにありません。

そういった問題を扱う授業には様々な考え方や解き方が出てきます。
その一つひとつは、入試問題を長年にわたって研究する中で編み出された手法ですから、子どもが問題を見てひとりでに思いつくようなものではありません。
どんな優秀なお子様でも何の予備知識もない状態では、ひと通りの宿題を自力でやって、解答解説を読んで理解したうえで間違い直しを終えるまでには莫大な時間を要するはずです。
むしろ、わからないところだらけで、ひととおり終えることすらできないかもしれません。

ご質問いただいた保護者様におかれましても、お子様が、授業で教わった解き方を忘れてしまっていて、真っさらの状態のまま自力で問題を解こうとしている、という可能性が大いに考えられます。

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先生の解説を”まねる”
“まなぶ”の語源が“まねぶ”であることはよく知られています。

授業でまなんだことを家に帰ってまねてみることに宿題の本当の意味があります。
宿題をやるときは、授業ノートを見て、授業そのものを思い出しながらやることをお勧めします。
先生が板書したことを“まねて”みることで、解き方の流れを理解しながら自分のものにしていくのです。

何度も何度も“まねて”みてください。
そうすると、板書の内容や授業中に先生が解説で言った言葉の意味が、より深く理解できるようになります。

“まねる”やり方を取り入れると問題を終わらせる時間も短くなってきますから、宿題を一段落させたあとは、再度、自分の力だけで解いてみるとよいでしょう。
きちんと自分のものとして定着できたかを確認するわけです。


このように「まねる」→「わかる」→「(自力で)解く」→「できる」という流れこそ要領の良い勉強法だと言えます。

もし、すべての問題を自力で一から解き直すような勉強法をお子様がとられているなら、まずは、授業ノートを見て、授業の内容を思い起こすことから始めさせてください。

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