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早生まれ、左利き、一人っ子……。結局どうなの?よくある質問集

子どもの成長は一人一人、違っているのが普通なもの。音楽が得意な子、外遊びが得意な子、本を読むのが好きな子……。いろいろな個性があって当たり前なのです。
とは言っても、いろいろと心配事の多い保護者の方としては、どうしても他の子と比べてしまうのも仕方のないところ。今回は、よくある質問を3つ、ご紹介します。

【うちの子は左利き……右利きに矯正したほうがいい?】

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10人に1人いると言われている、左利きの人。最近では左利き用の道具も多く販売されるようになり、左利きだからといって、生活に著しい不便さを感じるということはなくなってきました。
しかし、保護者の方が右利きだと、実際は子どもが左利きなのにもかかわらず、お箸やクレヨンを右手で持つように教えてしまうことがあります。その結果、「ペンは右で持つけれど、道具は左で使う」というような、不均等な利き腕になってしまうのです。そして、それをあとから矯正しようとすると、子どもに大きなストレスを与えてしまうことに……。

こういった事態を防ぐためには、「文字を書く」といった段階ではなく、「ものを握る、持つ」「食事をとる」といった、なるべく初期の段階で、右でも左でもいいので「利き手」を決め、使う手をそちらに揃えてあげることが大切です。「文字を書く」という段階は比較的あとの段階ですから、その時点で矯正しようとするのは、大きなストレスを伴うのです。
体は、使っている時間が長ければ長いほど使うのがうまくなります。利き手に関しても、なるべく早くに決めてあげることが大切なのです。
【一人目、一人っ子の社会性は、どう育てたらいい?】
多くの兄弟がいる子どもに比べて、どうしても、同年代の交流が少なくなりがちな一人目の幼少期や一人っ子。
「自分で考えながら、工夫して遊ぶのが得意」など、たくさんのいいところがある反面、「子ども同士の関係が少ないと、社会性が育たないのでは?」と不安になってしまう方もいるようです。

確かに、同年代の子どもたちと触れ合うことは、子どもの社会性を育てる上で大切なこと。地域の児童館や公園遊び、習い事を通して、積極的にそういった機会を設けていくのがいいでしょう。
中には「兄弟同士での、おもちゃの譲り合い」をした経験が少ないことで、お友達とケンカしてしまったり、叩いてしまったりしやすい子もいます。しかし、ここで衝突を怖がり、子どもを遠ざけてしまっては元も子もありません。子ども同士のケンカは、本当によくあること。小さな衝突も経験のうちと思って、見守ってあげましょう。そのうち、譲り合いも上手になってくるはずです。(ただし、ケンカしてしまった相手の保護者の方への声かけなどは忘れないようにしましょう。)

【早生まれは、学校で不利?】
早生まれと遅生まれで、1年もの差が出てしまう誕生日の問題。1ヶ月ごとに目まぐるしい発達を遂げていく幼児期には、月齢の違いによって、能力の差がどうしても出てきてしまいます。これは、「学年」が設定されている現代の教育制度では、仕方のないことです。

では、このような差は、いつ頃までに消えていくものなのでしょうか?
月齢による発達の差が消えていくのは、だいたい小学校3年生ごろ、つまりは9歳ごろだと言われています。9歳ごろといえば、子どもの自我もできあがってくる頃。ここまで来ると、月齢の差よりも個性による差のほうが大きくなってくるということかもしれません。

小学校受験などに挑戦する場合は、その時期にはまだ、子どもは6歳ですから、月齢による差が残っていることも考えられます。しかし最近では、月齢によって傾斜配点を設定しているような学校もあります。月齢の差はあまり気にしすぎることなく、ゆっくりと子どもの成長を見守ってあげてはいかがでしょうか。


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