【中学受験】佐藤ママが語る!学校から帰った後に家で勉強する習慣をつけたい

小5男子の保護者です。中学受験をするつもりです。
毎日の勉強を決まった時間から始めたいと思っていますが、子どもは面倒くさがってウダウダしてしまい、「あとちょっと」と言ってマンガを読んだり、始めようとしたらトイレに行ったりするので、17時から始めようと言っていても実際に始められるのは17時半などになってしまいます。
そこで、「早くやろうよ」とか「時間がなくなっちゃうよ」とか私が言ってしまうと、逆に反抗してやる気をなくす、という感じです。
勉強をサッと始められるコツ、そんなに面倒くさがらず、習慣のようにサッと始められるコツはありますでしょうか?
毎日の勉強を決まった時間から始めたいと思っていますが、子どもは面倒くさがってウダウダしてしまい、「あとちょっと」と言ってマンガを読んだり、始めようとしたらトイレに行ったりするので、17時から始めようと言っていても実際に始められるのは17時半などになってしまいます。
そこで、「早くやろうよ」とか「時間がなくなっちゃうよ」とか私が言ってしまうと、逆に反抗してやる気をなくす、という感じです。
勉強をサッと始められるコツ、そんなに面倒くさがらず、習慣のようにサッと始められるコツはありますでしょうか?
夕方5時は意外と難しい時間帯
これは本当に子どもの「あるある」ですよね。「早く勉強したら?」などと保護者が言うと、「今やろうとしていたのに!」というようなことを言うんですよね。
「夕方の5時から勉強を始めようと言っていた」とありますが、夕方の5時は、意外と難しいのですよ。 我が家の子どもたちを見ていて思ったのですが、子どもが小学校から帰ってきて、塾のない日に家にいたら、夕方の4時・5時・6時は、とっても疲れている様子だったのです。やはり疲れがドッと出ている時間帯でした。
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我が家も試行錯誤しました
塾がない日に、私が「今日は浜学園がないから、宿題を早めにやろうか」と言ったこともあります。午後3時に学校が終わって4時に帰宅して、6時まで2時間もあるから、私は「しめしめ」と思って「塾の宿題を早めにやろうよ」と言って宿題を机の上に出したのですが、子どもは全然やる気がありませんでした。もう、下校しただけで疲れているようで、私もそれを見て「これは、疲れてるな・・・」と思いました。
子ども自身も、一回は勉強をやろうとするのですが、疲れているからウダウダするのですよね。ですから私も「もういいよ」となりました。「無理だな」とも感じたので、子どもに「もう無理だから、いいよ。休もう」と言って休ませました。
子どもも、夕方は疲れるんですね。だから夕方の5時に勉強するのは嫌なんだなと感じました。
小学5年生は、やることがたくさんあると思います。ですが基本的に私は、帰宅してから夕飯までゴロゴロのんびりさせて、好きなマンガなど読ませて疲れをとって、それから例えばいつも7時の夕飯を早めの6時くらいに食べさせました。
7時頃まで夕飯の時間にして、その後7時から勉強させるというのが、意外と効果的だと思いました。子どもはご飯を食べないと一段落しないものなのですね。
こういった経験から私は、子どもというのは、学校から帰宅して「疲れた~」と思っているところに保護者が「さあ勉強しましょう」と言うのが嫌なのだ・・・ということがわかりました。
ですので、帰宅して夕方まではのんびりさせて英気を養わせておいて、夕飯を食べて、夕飯でひと区切りつくと子どもは元気になるので、それから勉強する・・・という流れにしてみてはどうでしょうか。
帰宅してすぐの勉強は無しにして、その分、夕飯などの予定を1時間前倒しにして、午後7時から勉強する・・・というようにすると、始めやすいと思います。
するべき勉強の量と時間を具体的な数字で見せる
そして「早くやろうよ」「時間がなくなっちゃうよ」などと保護者が言っても、子どもは言うことを聞きません。ですから例えば、「7時からの1時間で算数を何問」「8時から国語を何問」「最後に計算を何問してから、お風呂に入ろう」など、やらなくてはいけない勉強を具体的に、量がわかるように説明するようにしたらよいのです。
大まかに「今日は算数をやろう」と言っても、子どもはやらないんですよ。 この場合は「算数の問題の1番から7番までを1時間でやろう」と言って、やるべき勉強の量と時間を具体的な数字で伝えるのです。 子どもも「どうせ、やらなくてはならない」と思っているので、保護者が具体的に言うと渋々でもやり始めます。そして「7番まで」というゴールを提示すると、子どもはやるようになります。
子どもがすぐに勉強できるように準備する
「勉強をサッと始められるコツ」についてですが、サッとはなかなか始められないので、 やはり、まずは子どもに、ちょっとご飯を食べさせて、やる気にさせておいて、夜7時から始める・・・というようにします。さらに、目の前にノートと鉛筆とテキストを出しておくとよいです。 私も、そうしていました。鉛筆などを「はい」と並べておいて、子どもは鉛筆を持つだけというようにしました。もう始めざるを得ない、というようにして。
我が家は子どもが4人いて、みんなが同じ時間に勉強を始めるので1人だけが「やりたくない」など言ってられないというのも、よかったです。
そして「習慣のように始める」というのですが、習慣化できたら苦労しません。サッと始めるというのは、やはりなかなか難しいです。ですから、習慣化しなくても始めさせるのです。
我が家も「渋々でも嫌々でもいいし、ぶつぶつ文句を言ってもいいので、とにかく鉛筆を持って問題を解きなさい」と言っていました。そうしないと5年生は時間がありませんから。
時間を決めて、日常生活のルーティンを前倒しにして、やるべき勉強を紙に書くなどして具体的にして、「今日はこれをすれば終わり」とゴールがわかるようにして・・・など臨機応変な対応をされてみてくださいね。
POINT
- 子どもは下校してしばらくは疲れているので勉強する気になれない
- 疲れをとって夕飯を食べて元気になってから勉強させるとよい
- その日にするべき勉強の量と時間を具体的に子どもに伝える
- すぐに取りかかれるように保護者が準備してあげるとよい
この「佐藤ママが語る!」では、灘中へ3人合格、お嬢様は洛南中に合格され、そして東大理Ⅲへ全員進学された佐藤ママこと佐藤亮子(浜学園アドバイザー)さんのノウハウを紹介していきます。
※このコンテンツはYouTube佐藤ママチャンネル(https://youtu.be/UOuqf8ttjAo?si=il4g3aT3I1zMIqZm)を参考にまとめています。
進学教室浜学園