【中学受験】佐藤ママが語る!塾で飛び級をしていた時の話

浜学園は飛び級も可能なんですよね?
確か佐藤ママのお子さんも飛び級をしていたかと思いますが、その時のお話も聞きたいです!
確か佐藤ママのお子さんも飛び級をしていたかと思いますが、その時のお話も聞きたいです!
飛び級をさせた理由
浜学園には飛び級制度があって、私の子どもたち4人の中では娘だけが飛び級しました。公文も進んでいたので、塾に通って易しいことをやるよりも、もう少し難しいことの方がよいかなと思ったからです。それから、私が子どもが飛び級をしたらどういうことになるのかを知りたかったというのもあります。 どういう効果があったり、逆にどういう悪い影響があったりするのかなと。そして人間はどういう発達をし、発達をするときにどういう働きかけをしたらよいのかなと、実験ではありませんが、そういうことを知りたかったのもありますね。
それで、上の3人の男の子の時は、飛び級があること自体知らず、そのまま普通に自分の学年の塾のクラスに通っていたので、娘を飛び級させてみたのです。
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飛び級での心配事
娘は、小2から、3年、4年、5年、6年、6年と、6年生を2回しました。飛び級では、同じクラスにいるのは一つ上の学年のお兄ちゃんお姉ちゃんになりますが、娘はこのクラスメイトの皆さんからとても可愛がられ、いまだに仲よくしてもらっています。おかげでとても楽しく塾に通っていました。クラスの雰囲気もとても良かったです。
私が一番心配したのは、6年生になったら、彼ら彼女らは受験で皆いなくなってしまうことです。クラスの中で受験生でないのは娘一人だけでしたから。
しかし、大丈夫でした。
娘は本当に心から皆の合格を応援していましたよ。
そして、娘が6年生になると、3年生から4年間ずっと仲良くしてくださっていた飛び級でのクラスメイトたちは皆中学生になりました。
それから、2回目の6年生で娘は初めて自分の学年のお友達の中に入りました。顔なじみは誰一人いないわけです。そこに娘だけポツンと入って、仲良くできるのかなと思っていたのですが、大丈夫でした。同じ学年のお子さんたちも、よいお子さんたちで、娘と仲良くしてくれたのです。そのお友達の皆さんとも今でも仲良くしています。
心配はありましたが、娘は飛び級から元々の学年のクラスになっても、よい人間関係を築けたので安心しました。良かったと思っています。
飛び級での勉強は5年生が難しい
勉強に関しては、5年生の時には娘も「算数が難しい」と言っていました。ただ、5年生で習う内容自体が難しいですから、それは誰でも難しく感じるので、仕方のないことです。我が家の場合、上に兄が3人いて、そこから習えたりもするので理解できていました。
飛び級で失敗するポイント
飛び級で失敗するのは、2回目の6年生でいい加減に勉強してしまうときです。せっかく飛び級したのに、受験に受からなかったという話を聞きます。ですから、私が娘に言ったことは、「1回やった6年生を2回やる時に手を抜かないでね。そんな、偉そうにしてはだめよ。」ということです。
でも、2回やったら2回分だけちゃんと理解できますから。
それから、気をつけてほしいことは、授業中のノートを昨年と同じだからと言って取らないことです。そういう子もいますが、それはいけません。2回目だとしても、もう一度新しく取らなければなりません。全部一から、新しい6年生としてちゃんとやり直すのです。
娘には「絶対に手を抜くな」と。それを結構うるさく言っていました。娘も「わかった」と言って、きっちりノートも取って授業もちゃんと受けて宿題もちゃんとやっていました。
振り返ると、飛び級は人間関係というのが大事ですね。飛び級の時の人間関係、元の学年に戻った時の人間関係、両方ともです。娘は周りの人によく可愛がってもらったので、とても楽しい飛び級だったと思います。
そして、2回目の6年生の時に手を抜かないということに気をつけてほしいと思います。
POINT
- 飛び級をした場合、飛び級のクラスでも元の学年に戻った時のクラスでも、よい人間関係を築くことが大切
- 2回目の6年生の授業を受ける時に、手を抜かない
- 特にノートをもう一度新しくきちんと取り直す
この「佐藤ママが語る!」では、灘中へ3人合格、お嬢様は洛南中に合格され、そして東大理Ⅲへ全員進学された佐藤ママこと佐藤亮子(浜学園アドバイザー)さんのノウハウを紹介していきます。
※このコンテンツはYouTube佐藤ママチャンネル(https://youtu.be/68bV9l-UrLk?si=TUPP-K33GCSARBRV)を参考にまとめています。
進学教室浜学園