【中学受験】佐藤ママが語る!算数のケアレスミスをなくす工夫!!
小3男子の保護者です。子どもは塾や学校の算数テストでいつも90点以上取るのですが、落としてしまう10点が常にケアレスミスです。
先日のテストでは、問題用紙には「10」という正解を書いているのに解答用紙には「1」と書いて不正解になっていました。また別の問題で、一つめの式で「340」という正しい数を出しているのに次の式で「240」という間違った数を書いて計算をしていました。
このようなミスが1年生の時から8割の確率で発生しています。その都度ミスの原因を認識してやり直し、二度と同じミスをしないようにと確認もしています。問題が解けているだけに、もったいなく思います。佐藤さんなら、どのようにミスに対応しますか?また、ミスがあってもテストで9割以上取れているからと褒めるだけにしますか?
先日のテストでは、問題用紙には「10」という正解を書いているのに解答用紙には「1」と書いて不正解になっていました。また別の問題で、一つめの式で「340」という正しい数を出しているのに次の式で「240」という間違った数を書いて計算をしていました。
このようなミスが1年生の時から8割の確率で発生しています。その都度ミスの原因を認識してやり直し、二度と同じミスをしないようにと確認もしています。問題が解けているだけに、もったいなく思います。佐藤さんなら、どのようにミスに対応しますか?また、ミスがあってもテストで9割以上取れているからと褒めるだけにしますか?
そのようなミスをしたということは・・・
質問文にあるように「340という数で計算しなければならないのに、240という数を使って計算してしまった」というミスをしたのであれば、どこかで子どもの意識が飛んでいったということなのだと思います。もっと読む
しっかりと意識づけを
そういう時は子どもに「あなたは、ここから、ここまで、同じ数字を使わないといけないのに使っていないのだから、『使わなくちゃいけない!』と意識しなければならないよ」と伝えます。まず、そういう意識をすることが必要です。
そのために、その正しい数字を1回「340」と横に書いておいて、それを使って続けて計算していくとよいです。
意識的にメモをするのです。
ひと手間かける
人はミスをしてしまいます。だからといってミスをしない性格にするというのは難しいので、ミスをしないように「ひと手間かける」ことが大切です。「メモをする」「丸をつけておく」など意識的に何かをしておくのです。
このようなミスがあっても高得点なら褒めるかどうか?
テストで9割取れているからミスがあっても褒めるかというと、そんなミスは褒めたらダメだと思います。褒めたら、子どもが「そのミスでいい」と思ってしまいますから。上の式で出た数を間違って書いて計算を続けたり、せっかく導いた正解を解答欄に間違えて書いたりなどの転記ミスが多いなら、「転記ミスはダメ」と厳しく言わなくてはなりません。
算数だけでなく・・・
国語も同じで、例えば抜き出して答える問題で、抜き出す部分をわかっているのに解答欄に書くときに句読点を写し忘れたり・・・ということがあります。そういう時、私は子どもたちに「抜き出す箇所を指で押さえながら解答欄に書きなさい」と言っていたのです。 「正解がわかっているのに間違えるのは損だよね」とも言っていました。
このように、メモをしたり指で押さえたりという工夫をしてみたら、どうでしょうか。
POINT
- まずミスをしないよう意識づける
- ミスを防ぐためにはひと手間かける必要がある
- 転記ミスはダメだということを、きちんと伝える
- 算数でも国語でもケアレスミスをしない工夫が大切
この「佐藤ママが語る!」では、灘中へ3人合格、お嬢様は洛南中に合格され、そして東大理Ⅲへ全員進学された佐藤ママこと佐藤亮子(浜学園アドバイザー)さんのノウハウを紹介していきます。
※このコンテンツはYouTube佐藤ママチャンネル(https://youtu.be/ceZSNygy-fo?si=vanbyJz0_p7F7wGQ)を参考にまとめています。
進学教室浜学園