【中学受験】佐藤ママが語る!受験勉強を効率よくするなら、この工夫が必要!!
佐藤さんは、お子さんたちの塾のテキストなどにインデックスを付けておられたと聞いています。どのように付けていたのか詳しく教えてください。
私が塾のテキスト類にインデックスを付けた理由
私は、まず塾からもらうテキストの「解答冊子」にインデックスを付けました。浜学園の解答冊子は、めちゃくちゃ分厚いのですよ。もちろん塾からテキスト類をもらった時にはインデックスも何も付いていません。それをそのまま子どもに使わせると、子どもが解答を見たい時に、分厚い解答冊子から探さなくてはなりません。栞のように何かをはさんでいても、すぐにどこかへ行ってしまいます。
たとえ1回探すのにかかる時間は数秒でも、宿題をするたびに毎回、解答を探すのですから、それらの時間を合計すると、けっこうな時間に思いました。手間もかかりますしね。
その手間を集めたらムダだと思ったのです。
ムダをする必要は、ありません。
そのムダを省くために、私はインデックスを付けたのです。
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このようにインデックスを付けました
例えば算数のテキストは、授業で教える単元ごとに「NO.21」のように番号がふられています。私は、その番号ごとにインデックスを付けました。そうすると、子どもがテキストの「NO.25」の解答を見たいと思ったら、冊子に付けたインデックスを頼りに、一瞬で見たいページを開くことができるのです。
そうすると、子どもはすぐに解き直しなどに取り掛かれます。
「ムダを省く」ことは受験勉強に必要
「そこまでしなくても、ページをめくればいいだけでしょ」と思う方もいるかもしれません。しかし私は、中学受験を突き詰めるなら必要な工夫だと思います。「ムダを省きたい」といつも思っていても、ムダをしてしまうのが人間です。どんなに努力をしてもムダをしてしまうものなのです。
けれど、宿題をする時間の中で「見たいページを探す」というのは本当にムダなことだと思います。ですから必ずなくさないといけないと思いました。
時間を短縮したり効率よく進めたりするには、ムダだと思ったことは絶対に潰さないといけません。
塾の宿題を効率よく進めるのにインデックスを付けるという工夫は、おすすめしたい事の一つです。
私は解答冊子だけでなく、子どもが宿題を解いて書き込んでいく冊子(浜ノート)にもインデックスを付けていました。そうすると、やはり子どもが宿題を見返したい時にすぐに見られて便利なのです。
「探す」という時間を省くことができますから。
こういうムダを1日の時間の中から省いていくことが、受験のコツの一つだと私は思います。
学年が上がるごとに「使いやすさ」が大切になる
子どもが小6になると、塾に滞在する時間が長くなったりして保護者が勉強に関わることも減っていきます。そうなってくると、尚更、テキスト類などの受験勉強に必要な物を、より使いやすくすることが大切になってきます。 私が付けたインデックスも、我が家の子どもたちに感謝されていました。
工夫をするなら、すぐに!徹底的に!
こういった工夫をする時に大切なのは、例えばテキストが配布されたら、すぐに取り掛かることと、徹底して行うことです。ちょこちょことインデックスを付けて、子どもに「このページには付いてないよ」などと言われていては、いけません。受験をサポートするなら、徹底的に。 子どもがササっと使えることが重要です。
他に私がサポートしたことは・・・
インデックスの他に私が宿題でサポートしたことに、丸付けがあります。 通塾で疲れている子どもに丸付けをさせると「疲れているから、いいかな~」「ちょっと間違えていても、いいかな~」と丸付けが甘くなると考えたからです。とにかく、インデックスの付いたテキスト類や宿題プリントを開いて問題を解いて正しい答えを出すことだけが子どもたちの仕事・・・と私は思っていました。そして私は丸付けをして、間違えたところには付箋を貼っていました。それもまた子どもが探さなくていいようにとの工夫です。
POINT
- 子どもがすぐに行動できる工夫をする
- 「探す」という「ムダ」を省くことが受験勉強では大切
- 工夫をするなら、すぐに取り掛かり、徹底して行う
この「佐藤ママが語る!」では、灘中へ3人合格、お嬢様は洛南中に合格され、そして東大理Ⅲへ全員進学された佐藤ママこと佐藤亮子(浜学園アドバイザー)さんのノウハウを紹介していきます。
※このコンテンツはYouTube佐藤ママチャンネル(https://youtu.be/NZky6x1U7nc?si=-eTIy3iUJnLKXEDH)を参考にまとめています。
進学教室浜学園