【中学受験】佐藤ママが語る!模試で平均点以上とるために必要な勉強法
通塾中の小2男子の保護者です。 模試の結果はいつも平均点くらいで、なかなか上にいけません。宿題を自分からやっていますので、本人のやる気も平均くらいだと思います。 佐藤さんなら、ここから中学受験に向けて具体的にどのように対策されるかをお聞きしたいです。
小さな子どもが自分で勉強するということは・・・
小2のお子さんであれば、模試の結果で平均くらいの成績を取れていればよいとも思うのですが、もう少し点数を取りたいと考えていらっしゃるのですね。お子さんが自分から勉強する気があって、宿題も自らやっているとのことですが、小2で自分でやっているというのは、これから先なかなか、きついかもしれないと思っています。 年齢が上がるにつれて、だんだん自分から勉強しなくなったり、また勉強できなくなったりすることが考えられるからです。
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小さな子どもの勉強に欠かせないのは、実は・・・
小2という小さい今の時期に、勉強を本人任せにするのではなく、保護者がついてテンポよく、いろいろな科目にふれさせることが必要だと思います。小2であれば塾での勉強は国語と算数でしょう。それらをテンポよく、どんどんやっていく方がよいのです。
そうして、科目ごとの勉強時間を非常にコンパクトにして、その合間に復習をもう1回入れるというやり方にしたほうが学習内容が定着するのです。そういったリズムをつくるのが保護者です。
小さな子どもの横に保護者がつくべき理由
小さな子どもが自分から勉強しているというのは、よいことでもあるのですよ。けれども今後の勉強の仕方などを考えると、それほど小さい頃には自分だけでやらせない方がよいと私は思うのです。子どもの横に保護者がついて、例えば国語なら、どんどん保護者が文章を読んで説明してあげて親子で一緒にやっていけばよいですし、算数も計算問題が10問くらいあるなら、それを一気に解かせて、すぐに見直しをさせるなどをするのがよいのです。そうする方が、子どもの理解も早いですし、勉強の仕方も身について結構、実力がつくのです。
「自分で勉強してね」といって本人任せにするのではなく、保護者が子どもの横にしっかりとついて勉強していく方がテストの点数が上がると考えます。
このようにして、小2なら小2の実力をきちんとつけていくことが、後々の中学受験に向けての力をつけるということにつながります。
繰り返しになりますが、とにかく今は、保護者が子どもの横にしっかりとついて勉強を進めていってほしいと思います。
POINT
- 子どもが小さいうちは勉強を本人任せにしない
- 子どもの横に保護者がしっかりとついて勉強していく
- 一つ一つの勉強時間を短くして合間に復習をはさむ
- 保護者が横について学年相応の実力をきちんとつけさせることが大切
この「佐藤ママが語る!」では、灘中へ3人合格、お嬢様は洛南中に合格され、そして東大理Ⅲへ全員進学された佐藤ママこと佐藤亮子(浜学園アドバイザー)さんのノウハウを紹介していきます。
※このコンテンツはYouTube佐藤ママチャンネル(https://youtu.be/aUmPk7jCkLw?si=vycqE7I-lbvwl9gF)を参考にまとめています。
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