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【中学受験】佐藤ママが語る!小6受験生の夏休みのスケジュール、私はこうしていました

佐藤さんは夏休みの学習計画をどのように立てていましたか?

1日の流れを細かく表に書き込む
  我が家の場合、小学6年生になったら、浜学園から夏休みのスケジュールを書き込む用紙を渡されていたので、毎日の予定を書き込んで提出して先生にチェックしてもらっていました。

そのスケジュール表に起床時間や食事の時間、通塾時間、自宅学習時間などをほぼ30分単位で細かく書きました。
このように書き出してみると、塾の授業と宿題の時間以外に、余った時間=自分の持ち時間として使える時間・・・が1日にどれくらいあるのかが、よくわかります。
そうすると、1日のどこで何をしようか・・・というのが具体的に思いつきます。そして日によって自分で使える時間が違うということも目に見えます。そういったことを緻密にするという感じですね。

私はこのスケジュール表を3日間かけて一人で悩みながら作りました。けれども、この通りに過ごすと、宿題がとてもはかどりますし、実力もつくのです。私は、これをしてよかったと思っています。やはり、何か具体的な計画がないと進まないと感じました。

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小6の秋以降は、あっという間だから・・・
  6年生の夏休みは本当に天王山と言われていますので、計画はしっかりと立てるべきだと思います。夏休みが終わると、「ああ・・・そろそろだなあ」と意外と心の中に秋風が吹くのですよ。ですから夏休みが終わるまでに、苦手な分野もなんとか全部おさめておくと、2学期のスタートを晴れやかに迎えることができます。

そして「そろそろ過去問も」という声が聞こえて、「よし、やるか」となります。その後10月・11月になると入試説明会があり、さらに出願の準備にも入ります。そうなってくると、より一層、苦手分野をどうにかする場合ではなくなります。保護者としても、より受験が近づいてくるのを感じるのです。

ですからやはり夏休み最終日までにガッチリと勉強して、9月または10月から過去問を解く実力をつけておく。9月・10月から少しずつ始めて、11月には解けるように。ここからの日々は、なかなかハードです。私も日めくりカレンダーを見ながらゾッとしていました。カレンダーがどんどん薄くなっていきましたから・・・。

夏に頑張ったという事実が自信になる
でも、そのような時に夏休みのスケジュール表を見返すと「夏にこれだけ頑張ったのだから」と思えるのです。無駄な日が1日も無かったと思えるんですね。子どもはもちろん頑張ったし、私もスケジュール通りに子どもをサポートできた・・・と思えるのです。

例えばスケジュール通りにお昼12時から家で昼食をとるなら、保護者は12時から食べられるように昼食を準備しないといけません。そうすると保護者は時間配分を考えて前もって昼食を作り始めないといけません。その昼食の時間が30分ほど遅れたりすると、計画はガタガタになってしまいますから。そう考えると子どもだけでなく、スケジュールを守る保護者もたいへんなのですよ。

ただ、スケジュールを守り始めるとキチッと回り始めます。回り始めると、子どもの宿題も着々と進みます。それを経験して、私もつくづく「計画って大事」と思いました。ただ、こんなにきちんとした計画は6年生の夏しかできないと思いました。

スケジュールは保護者が作って
中には、「もう6年生なのだから自分でしなさい」と子ども自身にスケジュール表を作らせる方もいらっしゃるのですが、子どもはどうしても雑に作ってしまいがちです。
なぜなら、子どもは勉強の時間については自分事として計画を立てられますが、食事や入浴などの日常生活のことについては、あまり自覚できていないため綿密に計画できないのです。こういった点は、やはり日常生活を支えている保護者が緻密に計画を立てるほうがよいでしょう。

私は、実際にスケジュール表に記入する時に、科目ごとに色分けをするなど見やすくしていました。また、子どもの睡眠時間は、例えば夜の12時半に就寝したら翌朝は8時に起床するなどしていました。学校のある時とはリズムがずれましたが、睡眠はできるだけきちんととっていました。そのあたりは融通をきかせていましたね。

これほどまでに1日24時間を有意義に生活したのは、私も初めてでした。我が家の子どもたちも小6の夏休みは印象深かったらしく、「あんなに毎日キッチリ一生懸命やったのは、あの時だけだな」と言っています。
ぜひ、そういう経験を積んでいただきたいと思います。

POINT

 
  • スケジュール表には通塾・自宅学習の時間だけでなく日常生活の時間も記入
  • 毎日の全ての予定を書き込むことで、余った時間が視覚化できる
  • スケジュールを守り始めると宿題が順調に進むようになる
  • スケジュールは子どもに任せずに保護者が作る

この「佐藤ママが語る!」では、灘中へ3人合格、お嬢様は洛南中に合格され、そして東大理Ⅲへ全員進学された佐藤ママこと佐藤亮子(浜学園アドバイザー)さんのノウハウを紹介していきます。 ※このコンテンツはYouTube佐藤ママチャンネル(https://youtu.be/0_WV88nNahA?si=Yv13eGr4vEN0lWRm)を参考にまとめています。
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